独Exolaunch社,ロシアのSoyuzロケットによる打上げ輸送サービス契約をSpire Global社と締結
SpaceNews(6/6)
Spire社は2016年以来Exolaunch社に海外ロケットによる同社Cubesatの相乗り打上げのアレンジを依頼しており、今回は、ロシアのSoyuzロケットで8機の衛星を打ち上げる。
これまでSpire社が利用したロケットは、H-IIB, Antares, Dnepr, PSLV, Atlas V, Soyuz, Electronと世界各国に渡っている。
英国,Virgin Orbit用設備の開発に資金を提供する計画
SpaceNews(6/5)
英国宇宙局と地元自治体が合計20Mポンド(約25.4M)を拠出。Cornwall空港にVirgin Orbit用設備を設置し運用できるようにする。計画通りに進めば、2020年代初頭には英国からのLauncherOneによる打上げが可能になる見通し。
Vega-C/-Eの開発状況
NASA Spaceflight(6/4)
Vega-Cは3月にCDRを終わり、確性試験フェーズに移行。Vega-EはVega-C開発と並行して実施中。
SpaceX社,Starhopperの2シリーズ目の試験を準備中
NASA Spaceflight(6/2)
4月の2回の短秒時燃焼の後、エンジンは点検のために取り外され、機体は飛行試験のための改修を実施している(前回の試験では地上と繋いでいた)。次回試験用の新しいエンジンはテキサスの燃焼試験場で試験中。
Stratolaunch社,事業売却の準備中か?
WHTCラジオ(5/31)
関係者からの情報によれば、創設者Paul Allen氏の死去を受けて事業売却先を探しているとのこと。同社は1月にロケット開発部門の業務停止と母船となる大型飛行機の開発に専念することを発表し、4月に初飛行に成功していたが、Allen氏の遺産管理会社では昨年末にStratolaunch社の出口戦略を決定していたとのこと。
NASA,民間月面輸送サービス(CLPS)の調達先として3社を選定
SpaceNews(5/31)
Astrobotic, Intuitive Machines, OrbitBeyond の3社。
- OrbitBeyond: Z-01着陸機をFalcon 9で2020年9月に打上げ予定 (インドのTeamIndusとチームを組んでいる)。契約額は$97M。着陸場所はMare Imbrium(雨の海)。
- Astrobotics: Peregrine着陸機を2021年6月に打上げ予定 (打上げは当初Atlas Vのピギーバックを検討していたが他の手段も検討中)。契約額は$79.5M。着陸場所はLacus Mortisクレーター。
- Intuitive Machines: Nova-C着陸機をFalcon 9で2021年7月に打上げ予定。契約額は$77M。着陸場所は Oceanus Procellarum(嵐の大洋)かMare Serenitatis(晴れの海)。
NASA,Boeing社のStarlinerプログラムは順調に進捗中と報告
NASA Spaceflight(5/31)
構造試験を完了。推進系システム燃焼試験も、昨年6月のヒドラジン漏洩以降、AR社が推進系システムに設計変更を行ったうえで再試験を行って完了。
8月以降の飛行試験(Orbital Flight Test(OFT))に向けて順調に進捗中。
ロシア,ProtonロケットでGazprom社の通信衛星Yamal-601を打上げ
SpaceNews(5/31)
今年は6機の打上げを計画。
NASA,LEO商業活用コンセプトの契約作業結果サマリを公表
SpaceNews(5/30)
活用方法は各社多種多様であるものの、NASAがアンカーテナントとなることを期待していることは共通。商業活用が成り立つかの鍵は地上との輸送コスト。
Northrop Grumman社,OmegAロケット第1段モータ燃焼試験での特異事象を調査中
SpaceNews(5/30) Spaceflightnow(5/30)
同社では試験は良好に完了したとしているが、燃焼末期にノズルから閃光と破片飛散が確認されており、調査中。
Airbus社,Inmarsat-7衛星3機の製造を受注
SpaceNews(5/30)
1機3ton程度と小さく、3機纏めてGEOに打ち上げ予定。ロケットは未定。
NASA,ステージ燃焼試験(Green run)を実施する場合でも2020年にSLS初号機を打ち上げ可能と説明
SpaceNews(5/30)
NASAのAdvisory Councilでの説明。ただし、ステージ試験を2シフト体制で実施して、かつ、何も問題が発生しなかった場合。