Boeing社,CST-100パッドアボート試験でのパラシュート不具合は結合ピンの装着ミスと発表
SpaceNews(11/7)
パイロットパラシュートとメインパラシュートをつなぐピンの1つが適切に装着されていなかったため、3つのメインパラシュートのうち1つが展開されなかった。クローズアウト時の写真記録の確認により判明。
ULA社,有人仕様Atlas V初号機の射場整備作業を開始
Spaceflightnow(11/6)
デュアルエンジンCentaurをAtlas Vで打ち上げるのも初めて。
USAF,LEOブロードバンドの活用に前向き
SpaceNews(11/5)
SpaceX社のStarlinkシステムを使ってC-12Jのコクピットで610Mbpsの通信能力を検証。他にも、Iridium, OneWeb, Telesat, O3bと検証予定。また、セキュリティ確保の方法や送受信ターミナルについてもメーカと検証中。
SpaceX社,11/11のStarlink打上げで再使用フェアリングを使用予定
Spaceflightnow(11/5)
フェアリングは4/11のFalcon Heavy打上げ(Arabsat-6A)で使用されたもの。
Boeing社,1回のSLS Block 1Bで打ち上げる月着陸機をNASAに提案
SpaceNews(11/5)
SLSで打ち上げてEUSを軌道遷移に利用し、Gatewayもしくは直接Orionとドッキングして月着陸を行う計画。1回で打ち上げることでミッションクリティカルイベント数を減らせることをアピールしたものだが、現状のNASAの計画ではBlock 1Bは2024年に間に合わないのが欠点。
Maxar社,経営改革状況を説明
SpaceNews(11/4)
同社は、旧SSL社のカリフォルニア州Palo Altoの資産をセール&リースバックすることでキャッシュを確保するなど、$3.13Bの長期債務の圧縮に動いている。
一方、新規GEO衛星の受注の最終調整段階にあるなど、受注回復の兆しも見え始めた。
また、同社のWorldView Legionコンステレーションが6機の衛星で構成されることも初めて公開。12月に故障したWorldView-4の後継機として2021年に打ち上げる。なお、WorldView-4では$183Mの保険が全額支払われた。
同社ではWorldView Legionの開発完了後、更に、債務圧縮に向けた財務重視の経営施策を取る予定。
中国,長征4Bロケットで地球観測衛星Gaofen 7を打上げ、1段にグリッドフィンも装着
Spaceflightnow(11/3) NASA Spaceflight(11/3)
長征4Bにグリッドフィンをつけるのは2回目。落下域を狭めるのが目的。
NGC社,能力向上型Antaresロケット230+形態でCRS2ミッション最初のCygnusを打上げ予定
NASA Spaceflight(11/1)
構造体の強化で、MaxQでのスロットルダウンを不要とするとともに、MECO前の加速度上限を従来の4Gから5G強に緩和して100%推力期間を延ばした。
その他には、質量軽減や、Cygnusの軌道変更能力を考慮した投入軌道の最適化も実施。
また、24時間前レイトアクセスや、24時間ターンアラウンド時のカーゴ入替にも対応。