2014-09-06から1日間の記事一覧

宇宙政策委員会,基本政策部会の中間とりまとめを発表。安全保障のための宇宙の積極利用を主張

宇宙政策委員会(PDFファイル)(8/20) 「長期的な展望に基づき、安全保障政策との連携を強化する形で我 が国の宇宙政策を検討し直し、我が国宇宙開発利用の基本方針を早急に再構築する必要がある」(現状認識)との観点から、SSAとMDAの推進と即応型小型衛星の研…

防衛省,宇宙開発利用に関する基本方針を改訂。宇宙空間監視(SSA)と海洋監視(MDA)を重視

防衛省(PDFファイル)(8/28) 主な部分の抜粋 人工衛星を利用した海洋の監視(MDA:Maritime Domain Awareness)については、安全保障のみならず、経済・環境など様々な海洋に係る活動等を効率的に監視することを目的とした取組であることから、そのあり方につ…

Virgin Galactic社,SpaceShipTwoの'Cold flow'飛行試験を実施

Virgin Galactic社プレスリリース(8/29) エンジンを燃焼しない、推進薬加圧系の飛行試験。

NASA,3Dプリンタで製造した噴射器燃焼試験を実施

Spaceflight Insider(8/31) 燃焼器の噴射器エレメント40本を同時に3Dプリンタで成形した。製造メーカはSolid Concepts社(Valencia, California)とDirected Manufacturing社(Austin, Texas)。

ロシア,Foton-M4の実験を終了してカプセルを回収

Spaceflightnow(9/1)

SpaceX社プレゼンテーション@Future In-Space Operations Teleconference

SpaceRef(9/1) コメント 内容は公知のものですが、まとまったプレゼンなので紹介:PDFファイルはこちら

ROSCOSMOS,2018年のVostochnyからの有人宇宙船打上げを有人サービスモジュールの打上げに変更か

RussianSpaceWeb(9/2) 2018年までにVostochnyに有人飛行インフラが整う見込みはないことから、有人宇宙船ではなく、ISSクルーがアクセスできる無人実験カプセルOka-Tを打ち上げる計画に変更する模様。 将来構想の記述も、従来「2018年にVostochnyから有人打…

NASA,直径5.5mの複合材液体水素タンクの強度試験と水素充填試験を完了

Spaceflight Insider(9/2) LH2を充填して20-53psi(0.138-0.365MPa)でのサイクル試験を実施(動画にレイアップ状況あり)

NASA,SLSの射点音響低減システム試験をほぼ完了

Spaceflight Insider(9/3) 5%スケールモデルで音響低減システムの試験を実施。約3秒間、固体モータとメインエンジンを模擬したエンジンを燃焼させてデータを取得。機体が射座上にあるケースに始まり、高度15m, 30m を模擬した試験を実施し、8/27に高度45mを…

米空軍,SBSSと後継機の間のGEO監視を低軌道小型衛星コンステレーションで実施する計画

Spaceflightnow(9/3) 2010年に打ち上げられたSBSSと2021年に打上げ予定の次期SBSSのギャップフィラーとしてORS 5を打上げ。

中国,長征2Dロケットで2機の衛星を打上げ

Spaceflightnow(9/3) NASA Spaceflight(9/3)

ロシア,Vostochny射場からのSoyuz-2打上げを計画通り2015年に開始する計画

SpaceNews(9/3) SpaceNews(9/3) 工事は遅れているが目標通り完成させる計画とのこと。大統領は射点完成のために来年1年間に$1.3Bを投入する計画で、また、プロジェクト責任者をROSCOSMOS長官から副首相に変更。更に、2018年の有人飛行も考慮すると、現在の建…

ロシア大統領,超大型ロケットの開発着手を承認

SpaceTravel(9/3) 2フェーズに分けて開発される計画。LEOへの貨物打上げ能力は、第1フェーズは70-80ton, 第2フェーズは100-120ton。2020年には射場の建設を開始するとしている。

NASA,ISSからの小型衛星放出を,放出機構不具合で中断

SpaceNews(9/3) 放出機構のNanoRacksの電気系不具合とみられている。交換部品を補給ミッションで打ち上げて2015年初頭には再開予定。 この放出中止で、28機の衛星(Dove)を放出予定だったPlanet Labs社は18機が未放出のままだが、同社では、打上げの遅れは考…

DARPA,PPP形態での軌道上衛星サービスミッション実現に向けたRFIを公開

SpaceNews(9/3) 軍事衛星と通信衛星を対象とした、サービスベースでの料金設定による、軌道上衛星サービスミッションを検討中。故障した衛星の調査、推進薬が枯渇した衛星の軌道変更、機械的故障の修理、などを想定している。また、DARPAでは、ロボット技術…

ESA,A5ME開発に関する仏独の意見の隔たりが大きいため12/2の閣僚委員会での次期ロケット開発の判断延期を検討中

SpaceNews(9/5) ドイツはA5MEを完成させるべき、としているが、フランスは中止してAriane 6開発に移行すべき、としている。 フランスの主張では、A5MEは打上げ能力が向上するものの、打ち上げコストは約140Mユーロの現状から変化しなくてESAからの補助金が必…