2015-05-16から1日間の記事一覧

ロシア, Angara 5VロケットでLOX/LH2ステージURM-2Vを第3段に利用する構想

RussianSpaceWeb(5/10) 伸展ノズルを適用した1基エンジン形態がベースラインだが、4ノズル形態も検討されている。

Exos Aerospace社, Armadillo社のサブオービタルロケットを継承

SpaceNews(5/11) Armadillo Aerospace社はSpaceport AmericaからサブオービタルサウンディングロケットSTIG-Bを打ち上げていたが、2013年の打上げ失敗を機に活動を休止。今回ほぼ同じメンバーで創設したExos Aerospace社が、Armadillo社の資産を譲り受けた。…

Northrop Grumman社, 金星大気中を継続飛行する航空機を次年度のNASA New Frontier計画に応募する計画

SpaceNews(5/11)

XCOR社とMasten社, サブオービタル機に引き続き小型衛星打上げ機を開発する構想を発表

SpaceNews(5/11) XCOR社はLynxの開発完了後は小型TSTOの検討に人員をシフトする計画。Masten社はDARPAから受注したXS-1と並行して小型衛星をSSOに打ち上げるための Xephyr の開発を進める計画。

サブオービタル機の開発状況−Blue Origin, XCOR, Masten, Exos (旧Armadillo)

The Space Review (5/11) コメント 現状がコンパクトに纏められています

SpaceX社CEO, Dragon V2/Falcon Heavyによる深宇宙探査のポテンシャルを説明

NASA Spaceflight(5/11) ISS有人輸送用に開発中のDragon V2は、ヒートシールド、パラシュート、プロパルシブランディングの機能を持っているため、Falcon Heavyに搭載することで、月・火星・エウロパなど、深宇宙の着陸探査を実施可能、とのこと。

USAF, 来月にもFalcon 9 v1.1を認証する見通し

SpacelfightInsider(5/12)

ADS社, ESAからJasonの後継機を受注

SpaceNews(5/12) 衛星は1400kgで2020年に打上げ。オプションで2025年打上げの同型後継機の製造も含まれる。

Aerojet Rocketdyne社, Atlas Vの製造権の取得を検討

SpaceNews(5/12) メインエンジンを同社のAR-1で置き換えたAtlas Vの製造ライン獲得と打上げ実施を実施すべくエンジニアリング会社2社とチームを組んだ。ただし、ULA社は売却するつもりはない、としている。 コメント ULA社のVulcanロケットが運用され、Delta…

ロシア, 失敗に終わったPhobos-Gruntミッションの再トライを計画中

SpaceflightInsider(5/12)

ROSCOSMOS, Progress輸送船の軌道投入失敗の調査状況を発表

Roscosmos(5/12) RussianSpaceWeb(5/12) Soyuz 2.1aの第3段ステージとProgress輸送船の分離が計画より早く、かつ、エンジン停止後に推進薬タンクの圧力が降下している(タンクが破壊されたと推定)、と発表。最終報告は5/22に公開される見通し。

NASA, Cubesat打上げに特化した打上げ手段のRFPを今年中に発出予定

SpaceNews(5/13) RFPのドラフト版を公開。Venture Class Launch Servicesと呼んでいる。NASAは2013年に15kgのペイロードを打ち上げる手段の開発提案要請を出し、NASA’s Enabling eXploration and Technology (NEXT)プログラムとしてGO Launcher 2が開発中だ…

Arianespace社CEO, 仏議会でAriane 6はFalconに勝てる見通しと説明

SpaceNews(5/13) 5-6%のコスト削減(Ariane 5を含む)、ユーロ安(SpX社との競争が始まった当初は1ドル1.35ユーロだったが、現在は1.1ユーロ)、SpaceX社の再使用構想への顧客の反応、から、Ariane 6は十分競争力があると説明

USAF, 初の競争入札衛星となるGPS 3のRFPドラフト版を公開

Spaceflightnow(5/13) SpaceNews(5/13)

Eutelsat社, Kaバンドのユーザの伸びが頭打ちで新規需要を開拓中

SpaceNews(5/14)

米大統領府, RD-180代替エンジン開発に特化した議会法案に反対を表明

SpaceNews(5/14) エンジンは重要ではあるが、クリティカルコンポーネントの一つでしかない、との見解

米国防総省,2013年の中国のサブオービタルロケットは静止衛星破壊兵器の試験の可能性が高いと表明

SpaceNews(5/14) USAFの観測によると、科学実験用サブオービタルロケットとして打ち上げられた飛行物体は、最高高度が静止軌道に達した後、地球に落下したとのこと。

SpaceX社のEutelsat/ABS衛星打上げは計画より良好で軌道投入までの期間は1か月は短縮される見込み

SpaceNews(5/14) 全電気推進衛星2機のスタックで打ち上げられたFalcon 9は、通常の誘導カットオフではなく、Minimum Residualモード(推進薬枯渇まで使用するモード)を採用しており、機体の性能がノミナルより良かったために衛星負担増速量を削減できた。

Antares爆発事故に伴うWallops射点補修費用負担を巡り関係者間で異議

SpaceNews(5/15) 修理費用は$13Mで、そのうち、$5MはNASAが、$3MはOrbitalATK社が、$3Mはバージニア州が負担したが、残りの$2Mを誰が負担するかで合意ができていない。

NASA, Falcon 9を Medium Risk の科学ミッションに使うことを承認 - カテゴリ2のロケットとして認証

Spaceflightnow(5/15) 認証プロセスは2012年から2年強を要した。High Risk の科学ミッションであるカテゴリ3に認定されているロケットは Delta 2, Atlas 5, Pegasus XL の3つ。

Airbus Safran Launchers社, Ariane 6ロケット開発への入札を完了

SpaceNews(5/15) 予想受注額は3.2Bユーロ。この入札には約600Mユーロと見られるCNESが担当する射点建設は含まれない。なお、開発費のうち産業界が負担する額については、いまだに合意はされていない。

ロシア, ISSにドッキングしているProgressによるISS軌道修正噴射を実施できず

SputnikNews(5/16) SpacePolicyOnline(5/16) 制御システムの異常で噴射が実行されなかったと見られている。原因調査中。

ILS社,ProtonロケットによるMexsat 1衛星の打ち上げに失敗

Spaceflightnow(5/16) SpaceNews(5/16) 第3段ステージがBreeze-Mキックステージを分離する直前に異常が発生して、衛星は失われた。タス通信によると、第3段ステージの推力方向制御用エンジン(バーニアエンジン)が原因と見られるとのこと。機体は高度160kmか…