2015-06-07から1日間の記事一覧

衛星通信事業者, CASBAAでNewSatの事業再生法適用に伴うEx-Im BankとCofaceの貸出方針への影響に懸念を表明

SpaceNews(6/1)

ABS社, Boeing社の702SPを追加発注。Falcon 9での単独打上げを想定

SpaceNews(6/1) 同社によれば、相乗りの調整は継続するが、単独打上げでも利益を確保できる見通しとのこと。衛星はABS-8で、全電気推進系の702SPを使った、C/Ku/Kaの3バンド衛星。同社によれば、衛星通信は飽和に近づいていると言われているが、価格を下げれ…

中国, 2015年末にダークマター探査衛星DAMPEを打ち上げ

SpaceflightInsider(6/2) DAMPEはDArk Matter Particle Explorerの略称で、衛星質量は1900kg、投入軌道は高度500kmのSSO。

ロシア, Soyuz 2.1a/Progressの打上げ失敗原因を、ロケットと衛星の動特性カップリングによるものと推定

Spaceflightnow(6/2) SpaceNews(6/1) SpaceflightInsider(6/4) 失敗の直接原因は、ロケットからProgressが異常分離したことであり、その要因は、ProgressとSoyuz第3段の動特性に対する設計不良 (a design flaw “associated with the frequency dynamic chara…

NOAA/CNES, Jason 3衛星の打上げを6/22の予定から延期。TAS社での出荷前機能試験中にスラスタにコンタミを発見

Spaceflightnow(6/2) 当該スラスタは交換済みだが、原因調査中。Jason 3 は米仏共同の衛星で、運用はNOAA/Eumetsatが行い、調達はNASA/CNESが実施し、衛星製造はTAS社。

衛星通信サービスはアジア地区では供給過剰な状況

SpaceNewws(6/2) アジア地区では各国が自社衛星所有を希望して、多数の機関が衛星を打ち上げているため、トラポン数が過剰となっていることから、周波数帯単価は下がり、スロットは混雑し、電波干渉は発生している、とのこと。 なお、Intelsat社のCEO Stephe…

カナダ, 2024年までのISS運用延長に合意

Spaceflightnow(6/3) 公式に延長に合意したのは、米ロに続いて3国目。

デンマークのアマチュア技術者集団, 有人サブオービタル飛行を目指してロケットエンジンを開発中

SpaceflightInsider(6/4) Copenhagen Suborbitals は BPM-5 エンジンの2回目の燃焼試験を実施。

ESA, 中国との共同宇宙空間観測ミッションの打上げを発表

Spaceflightnow(6/4) The Solar Wind Magnetosphere Ionosphere Link Explorer (SMILE) は太陽風と上層大気の関わり合いによる宇宙天気の観測が目的。2021年には打上げ可能な見通しで、長征2Cロケットでの打上げを予定している。プロジェクト費用は92Mユーロ…

ロシア, Angara A5の商業衛星打上げを2016年に実施予定

SpaceDaily(6/4) 顧客がロシア国内の企業か海外の企業かは不明。

SpaceX社, コンステレーション構想用の試験衛星2機を2016年に打上げ予定

SpaceNews(6/5) 衛星はMicroSat-1aと1bの2機で、高度625kmの極軌道に投入される予定。同社によれば、これらは6〜8機の試験衛星のうちの最初の2機で、アンテナ性能の確認が主目的。地上局は米国内の3局(1局はSpaceXの、1局はTeslaの本社の場所)で試験運用を行…

ロシア, Soyuz 2.1aの打上げを偵察衛星Kobaltシリーズの打上げで再開

Spaceflightnow(6/5) 4月にProgressの打上げに失敗してから初の打上げ

USAF, ロシアエンジンへの依存を終わらせるための推進系開発のRFPを発出

SpaceNews(6/5) 9月にも最大4社と合計$160Mの契約を締結予定。プロトタイプを完成させる内容で、自社投資を1/3以上行うことが条件。 また、これとは別に、1段推進系技術で$32Mを締結予定。後者に関しては、6〜8社に契約を出す予定で、新材料とAdditive Manuf…

ADS社, ロケットのエンジン部に翼を付けて回収するAdeline構想を発表

SpaceNews(6/5) Adeline は Advanced Expendable Launcher with Innovative engine Economy の略称。ADS社では少人数のプロジェクトチームでスケールモデル機を作ってコンセプトが成立することを確認したとのこと。Ariane 6に機能追加することで2025年に実用…

SS/L社, Falcon 9によるPSN-6打ち上げのスタック相手方を確保

SpaceNews(6/5) PSN-6はインドネシアのPT Pasifik Satelit Nusantara (PSN)社の衛星。当初はBoeing社の702SPを使用する計画だったが、12ヶ月以内にスタックペアの相手方を見つける、という条件をB社が満足できなかったため、SS/L社に契約相手が変更された。S…