2016-04-23から1日間の記事一覧

ロケットの再使用化がもたらすもの

SpaceReview(4/11) 再使用化で値段が下げたあとで、同レベルの売り上げ規模を確保できるような需要は、現時点では見当たらない、というのが課題

SpaceX社のテキサス射点からの初号機は2018年になる見通し

Brownsville Herald (4/16) Boca Chica Beachに建設中の新射点は、現時点でも土地を安定化させるための工事が継続中。2014年の工事開始時点では2016年には利用開始する計画としていたが、現時点では、2018年になる見通し。

ULA社, 米国教育機関のCubeSat 1Uサイズ6個を無償で Atlas V に搭載すると発表

Spaceflightnow(4/18) 今回は3機ずつ2回のフライトで搭載する計画で、2017年と2018年のGTOミッションが想定されている。将来的にはすべての能力余裕のあるフライトに適用したいとの考え。

中国, 衛星搭載実験カプセル Shijian 10 の回収に成功

Spaceflightnow(4/18)

着陸したFalcon 9ロケット1段の再整備状況

NASA Spaceflight(4/19) 着陸脚は取り外して再整備する。ロケットはKSCへ輸送して燃焼試験前の整備中。燃焼試験をSpaceX社が借用したKSC射点で行うか、CCAFSの通常の射点で実施するかは検討中。

OneWeb社, フロリダ州KSC近くにOneWeb衛星製造工場を建設する計画を発表

Spaceflightnow(4/19) 製造レートは15機/週の計画。なお、軌道上の衛星運用は Intelsat 社が請け負う。

ロシア政府, Roscosmosを通じた補助金でKhrunichev社の負債を減額

SpaceNews(4/20) この補助金で約$300Mの負債が返済できる見通し。ただし、2014年末時点で同社には$1.7B程度の負債があった。

チェコ, 宇宙機関の設立を検討中

SpaceNews(4/20)

Aerojet Rocketdyne社, NASAから大推力電気推進装置の開発を3年間$67Mで受注

Spaceflightnow(4/21) NASA Spaceflight(4/20) ホールスラスタ方式。開発完了時にはARMなどのNASAミッション用の推進装置を調達するオプションも含まれる。

OrbitalATK社, 同社の新型ロケット射点としてKSCを使うことをNASAと交渉中

Spaceflightnow(4/21) AmericaSpace(4/22) 新型ロケット開発に乗り出すかどうかは2017年に判断するとのこと。機体構想は公開されていないが、1段は固体ブースタ、2段は液体ステージを採用する計画(Ares 1 や Liberty と類似の構成)。2段エンジンとしては3…

Arianespace社, Soyuzロケットで3種類の軌道への衛星投入予定

Spaceflightnow(4/22) Launch Kit (PDF) 主衛星のSentinel-1Bを高度686kmのSSOに投入した後、高度を下げてCubesatを665x453kmの軌道に投入、次に軌道を上げて、Microscopeを高度711kmのSSOに投入、最後に、Fregat上段ステージをリエントリさせる。