2016-11-05から1日間の記事一覧

Aerojet Rocketdyne社, CST-100用Launch Abort Engineの燃焼試験を完了

SpaceRef(10/31) CST-100のサービスモジュールに搭載される推進薬は、アボート用とミッション用で共用しており、3種類のエンジンを搭載する:(1)アボート専用の40klbsエンジン×4基、(2)軌道制御用とアボート時の低空での姿勢制御用の1500lbsエンジン、(3)軌…

SpaceX社,Falcon 9の爆発事故の原因をほぼ特定,年内に飛行再開を計画

Spaceflightnow(10/31) SpaceX社プレスリリース(10/28) SpaceNews(11/4) 原因は2段LOXタンク内部のCFRP製He気蓄器が充填作業中に破裂したことと推定されており、充填手順の変更で対応できる見通し。CEOのElon Musk氏によると12月中旬に飛行再開できるだろう…

Eutelsat社,業績回復に向けたコストダウン策を投資家向けに説明

SpaceNews(11/1) Eutelsat 5 West Bでは、当初計画されていたC帯を削除して電力要求を削減し、Orbital ATK社製バスを用いることでProtonロケットでのスタック形態での打上げとすることで打ち上げ費用も低減。なお、衛星はOrbital ATK社製バスの上にAirbus社…

MDA社,商業衛星市場は想定ほど伸びないとの予測を投資家向けに説明

SpaceNews(11/1) RFPはGEO/LEOともに活発だが契約までたどり着く案件が少ないとの分析。商業GEO衛星の今年の契約は世界合計で16件程度に終わるだろうとの見通しで、歴史的な年平均20機に対して2割ほど減る予測。

MHI, H-IIAロケット31号機でひまわり9号を打ち上げ

Spaceflightnow(11/2) 衛星質量は約3500kg。

米海軍,主エンジンが故障したMUOS5衛星の運用可能な軌道への遷移に成功

Spaceflightnow(11/3) RCSスラスタを用いて、ほぼ円軌道で軌道傾斜角9.7度の安定軌道に投入。

中国,長征5Eロケット初号機の打上げに成功

Spaceflightnow(11/3) 初号機は試験機で、2段ステージを搭載して補助ブースタが4本ついた5E形態で実施された打上げ能力はGTOに14tonとされている。長征5号には、このほかに、2段ステージを搭載しないLEO輸送用の5B形態が存在し、打上げ能力はLEOに25ton。今…

ESA,Ariane 6/Vega-Cの固体モータ製造ラインをイタリアとドイツの2箇所に設けることを承認

SpaceNews(11/4) P120Cモータは現在イタリアのAvio社が開発しているが、ドイツのMTA社が自社での低コスト製造能力をアピールしており、これを2つ目の製造ラインとして承認したもの。ただし、コスト低減で増加する開発費がカバーできるとの想定に基づいており…

ULA社,Atlas VロケットでCygnus輸送船を来年3月に打上げ

Spaceflightnow(11/4) SpaceNews(11/4) Orbital ATK社がAtlas VでCygnusを打ち上げるのは3回目。情報ではAntaresでの打上げより打上げ能力が上がるAtlas Vでの打上げをNASAが勧めたとのこと。Antaresでの輸送貨物量は5000lbsであるが、Atlas Vでは7700lbsの…