2017-02-18から1日間の記事一覧

JAXA, SS520 4号機による超小型衛星打ち上げ失敗の原因を電源ケーブルの被覆損傷と発表

時事通信(2/13) ロケット内部にケーブルを引き込むための引き込み穴の縁が、電源ケーブルとこすれて、ケーブルの絶縁用の被覆が損傷し、電源系がショートしたものと推定。4号機では、衛星打ち上げのために電源ケーブルを細くする軽量化や、引き込み穴の位置…

Arianespace社, Ariane 5ロケットでブラジルとインドネシアの通信衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(2/14) 衛星はSky Brasil 1 (6ton)とTelkom 3S (3.5ton)

SpaceX社,次のIridiumの打上げをマニフェスト調整の結果2ヶ月延期

SpaceNews(2/15) 昨年の爆発事故でバックログが溜まっていることの影響

NASA, SLS初号機にクルーを搭乗させる場合の影響評価を実施中

SpaceNews(2/15) SLS初号機用のOrionには完全なECLSSシステムが搭載されていなかったり、上段ステージとして使うICPSには有人要求が考慮されていなかったりするため、課題は多い見通し。

インド,PSLV XLロケットで104個の衛星を打上げ

Spaceflightnow(2/15) 主衛星はCartosat 2Dだが、Planet社の88機のDove衛星をはじめとする101個のCubeSatが、25個のQuadPacks(オランダ製)から数秒おきに放出された。 衛星分離ビデオ:Spaceflightnow(2/16) PSLV XLは4段式のコアステージ(1段:固体,2段:液体…

NASA, Commercial Crewの開発遅れに対するコンティンジェンシプランを検討中

SpaceNews(2/16) 2/16に発行されたGAO報告書に対応したもので、CST-100とDragon 2の開発がSoyuz打上げを確保できている2018年末より後ろに遅れた場合の、ISS運用継続のためのコンティンジェンシプランを3/13までに検討する。BoeingとSpaceXは2018年中に有人…

Rocket Lab社, Electronロケット初号機を射場に出荷

SpaceNews(2/16) "It's a Test"と名付けられた1号機は射場に到着して、フライト前試験を開始。全部で3回の打上げ試験を計画しており、徐々に高度を上げ、ペイロード質量を重くする。ただし、試験飛行3回のうち、ペイロードを搭載しない試験飛行は初回のみで…

NASA, Junoを現在の木星周回軌道にとどめることを決定

SpaceNews(2/17) メインエンジンシステムに対する懸念から、当初計画していた軌道周期を短くする燃焼を延期してきたが、リスクに対して得られるものが小さいとの判断から、エンジン燃焼は行わないことを決定。 懸念されているのは、エンジンの推進薬を加圧す…