2017-06-17から1日間の記事一覧

中国CALT, 超大型ロケット長征9号を2030年までに開発する構想

AviationWeek(6/12) CALTによる開発構想の発表の紹介。長征9号の打ち上げ能力はLEO 130tonから140tonに上方修正されたが、LTO投入能力は50tonで変更されていない。現状、初号機は2028年から2030年の計画で、深宇宙探査、特に、有人月面基地の建設に使用され…

OrbitalATK社, AntaresロケットによるCygnus宇宙船の打ち上げを今夏末に再開

SpaceNews(6/13) 現在のところCRS以外にAntaresロケットを使うミッションはないが、提案は行なっている。また、USAFミッションを受注するための認証を取る計画はないとのこと。

Orbcomm社, M2MからIOTに事業領域を拡大するためのM&Aを継続中

SpaceNews(6/13) 最近、5年間で10社目の買収を決定

インド, LOX/ケロシンエンジン開発を継続中。GSLV Mk.IIIの2段を2021年に置き換え予定

SpaceDaily(6/14) 現在ターボポンプの試験中で、エンジン開発を2019年末までに、ステージ開発を2020年末までに完了させ、2021年に初号機を打ち上げる計画。現在のUDMH/N2O4推進薬からの変更により、打ち上げ能力も向上する。 コメント GSLV Mk.IIIは両脇につ…

NASA, ARMミッション中止に向けた終戦処理を実施中

SpaceNews(6/14) 政権の方針を受けたAsteroid Redirect Missionの中止はNASA内で指示が出されており、これまでのプロジェクト成果の取り纏めなどを実施中。 プロジェクトは中止されるが、太陽光発電電気推進などのキー技術開発は継続され、別の探査ミッショ…

World View社, 成層圏気球の試験機にKFC社のサンドイッチを搭載

SpaceNews(6/14) World View社は成層圏に気球をすうかげつ飛行させて通信やリモセンを行うStratolliteを開発中。同気球は90kgのペイロードを数カ月間成層圏に維持することができる構想。 Stratolliteの試験機は4日間の飛行試験を計画しているが、ペイロード…

中国,長征4BロケットでX線天文衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(6/15) 中国初のX線天文衛星

Panasonic Avionics社, 航空機へのブロードバンド接続市場は拡大しているが収益性が深刻な問題との認識

SpaceNews(6/15) アジア地域の需要は増え続けているため、同社はEutelsat 172bのアンカーカスタマーとなって帯域を確保したが、価格は下落傾向にあり、需要増で事業性を確保できるかはまだ分からない状態。 本分野専業のGogo社はこの1年で17%の売上増となっ…

Virgin Orbit社, LauncherOne試験機1号機の製造を順調に実施中

AviationWeek(6/15) 試験機は合計4機の計画。 空中発射ロケットシステムであるLauncherOneの1段エンジン Newton Three (N3) と 2段エンジン Newton Four (N4) はMojave砂漠のNecker試験場で試験中で、構造試験機も並行して実施中。 LOX/ケロシンのN3エンジン…

フランスの小型衛星用電気推進装置ベンチャーThrustMe, 1.7Mユーロの資金調達に成功

SpaceNews(6/16) Advisory boardには前ESA長官のJean-Jacques Dordain氏やEADS Astrium社の元CTOであるRobert Lainé氏が名前を連ねている。