2012年商業打上げ市場概況

SpaceNews(1/11)
Protonロケットの失敗については、現在Roscosmosの故障解析報告書がKhrunichev社に送られるところで、この後、Khrunichev社が独自の調査委員会での評価を行った後、ILS社に報告される。現在のところ、飛行再開予定は未定。当初2013年には7〜9機の商業打上げと3〜4機の政府打上げがある予定だった。
SpaceX社は、昨年11月時点で今年の打上げ予定を4〜5機としていた。これには現行Falcon 9の最終号機と、新型エンジンや大型1段を使った Falcon 9 v1.1 3〜4機が含まれる。Falcon 9 v1.1の最初の商業顧客であるSES社のSES-8は7月ごろに打上げ予定。SESはバックアップとしてArianespace社の打上げスロットを確保しており、権利行使には6ヶ月前の通達が必要だが、Arianespace社によれば1/8現在ではその通達はされていないとのこと。