Airbus社とSafran社,ロケット製造に関わるジョイントベンチャー会社設立を発表。Ariane 6設計変更も提案

SpaceNews(6/20) Spaceflightnow(6/17)
Airbus社とSafran社のジョイントベンチャーは、現在Airbus社が請け負っているArianeロケット製造をプライムとして請け負う計画。また、現在2社でArianespace社の43%の株式を所有しているが、新会社はこれらを引き継ぐとともに、CNESが所有する35%の株式の購入も提案している。
2社はまた、現在の固体モータを中心としたAriane 6の設計を、液体推進系を大幅に採用したものに変更することを提案しており、かつ、2種類のラインアップで3〜7tonと8.5tonの打上げ能力をカバーする。現在の3〜6.5tonの打上げ能力に対しては、衛星オペレータから、3.5〜4.5tonの衛星をデュアルで打ち上げられない、とのコメントが出ていた。
ESAは産業界の再編は歓迎する意向で、Ariane 6の設計については検討の俎上に載せるとしている。

コメント

記事から見ると、Airbus/Safranが提案しているAriane 6は液体コア+固体補助ブースタの形態(3〜7ton)と液体コアを複数本並べた形態(8.5ton)ではないかと推測されますね。でも、絵は公開されていないようです。