ULA社,Atlas V用RD-180代替エンジンにBlue Origin社のBE-4を選定。初フライトは2019年

Spaceflightnow(9/17) SpaceNews(9/17)
ULA社が6月に複数のエンジン製造メーカに出した概念検討契約の結果に基づく競争的選定の結果。Blue Origin社が3年前に開発を開始したBlue Engine-4 (BE-4) は推力550klbsのLOX/LNGエンジンで、LOXリッチな2段燃焼サイクルのシングルターボポンプエンジン。開発は民間資金で実施される計画で、ULAから相当額を拠出する予定。ULAはBE-4を2基クラスタにしてAtlas Vの1段に搭載し、現在より打上げ能力を向上させる構想。エンジン開発試験は、サブスケール試験段階で、フルスケール試験は2016年に開始され、2019年にBE-4を搭載したAtlas Vの初飛行予定。ULA社は、このタイミングで、Delta/Atlasファミリーを再編成する計画で、今年中に構想を発表するとしている。