ILS社,ProtonロケットによるMexsat 1衛星の打ち上げに失敗

Spaceflightnow(5/16) SpaceNews(5/16)
第3段ステージがBreeze-Mキックステージを分離する直前に異常が発生して、衛星は失われた。タス通信によると、第3段ステージの推力方向制御用エンジン(バーニアエンジン)が原因と見られるとのこと。機体は高度160kmから大気圏に再突入し、燃え尽きなかった残骸はロシア・中国・モンゴルの国境付近に落下したとみられる。
今回の打ち上げ失敗は、前回のProtonの失敗からほぼ1年後で、失敗してから6回の飛行に成功している。