SpaceX社, Falcon 9の1段再利用での価格は30%低減程度との見通し。Falcon Heavy初号機は11月打上げと公表

SpaceNews(3/10)
Satellite 2016 の講演で、PresidentのShotwell氏は、1段のみ再使用での価格低減は30%程度の見通しと発表。なお、今年の打上げはあと16機を計画。一方、SESは再使用されたFalcon 9の最初の顧客になる意向を示しているが、そのかわりに、価格は50%カットして$30M程度とすることを要求している。
Orbcomm打上げ後に回収された1段機体については、検査の結果異常はなかったので、特にリファーブはせずに、3日後に燃焼試験を実施した、と語った。
また、SES-9打上げでのLOX液温問題について、Orbcomm打上げ後に追加された大容量のLOX貯槽を使っていたが、最初の2回のトライでうまく行かなかったので、もとの貯槽に戻して打ち上げたことを明らかにした。