Leosat社, 衛星設計のPDRを完了。次の資金調達ラウンドへ

SpaceNews(6/15)
衛星製造はThales Alenia Space社が行い、O3bのバスを流用して開発する計画。Leosat社では政府や企業向けのセキュアで低遅延かつ高速なネットワーク回線を提供するサービスを、衛星間通信を備えた78機/6軌道面の衛星で実現する構想としており、地上回線の貧弱な地方へのサービスをもくろんでいるものではないとしている。また、同社ではコンステレーション構築費用は約$3.5Bで、その大部分は衛星の費用だとしている(Onewebのように$0.5M/機では作れない、とコメントあり)。
なお、Leosat社では、同社のサービスはFSSのサービスと競合するものではなく補完関係にあると主張しており、LEO/GEO間の衛星通信の可能性も検討しているとしている。同社のCEOは、もとSESのCFOで、その後、(SESが買収を決めた)O3b社のCEOを務めた人物であり、Leosat社にはIntelsat社が出資している。