SpaceX社,Falcon 9ロケットでDragonカプセルを打上げ。1段ステージ回収には失敗

Spaceflightnow(12/5) SpaceNews(12/5) SpaceNews(12/5)(補足)
今年20機目の打上げ。
油圧系の故障により空力制御用グリッドフィンの制御に失敗し、ターゲットを外れて海面上に着水。現在、着陸機能に関しては、地上安全系は冗長構成となっているがミッション系は単一系となっている。機体は海面上に着陸した後倒れたが、同社では機体を回収する予定。
(Falcon 9の射点回収では、初期のロケット着陸点は海面上に設定されており、最終燃焼時に機体が正常であることを確認してから着陸目標点を地上に移動させている。)なお、この失敗による後継ミッションへの影響はない。
また、この打上げは設計変更した極低温ヘリウム気蓄器COPVが適用された2機目となった。NASAは有人打ち上げ前に新設計COPVを7回飛行実証することを求めている。