Arianespace社, Ariane 5 ECAロケットによるSES14とAl Yah 3衛星の打ち上げで軌道投入に失敗。衛星は運用軌道に到達できる見通し

Spaceflightnow(1/26) SpaceNews(1/26) SpaceNews(1/25) AviationWeek(1/25)
打ち上げ9分26秒後(2段着火直後)に地上局がロケットとのコンタクトを喪失。米軍が確認した投入軌道は 232km x 43200km x inc.20.6deg で、計画の 250km x 45234km x inc.3deg と大きく異なる。ESAが主導する不具合調査委員会が原因を調査する予定。なお、衛星は運用軌道に到達できる見通し。

コメント

Ariane 5ロケットは、1段フェーズへのΔV配分が大きく、1段燃焼終了時にほぼ軌道速度に到達するため、2段のテレメトリが喪失してもそのまま飛行させることができるのでしょうね。