SSTL社,Dragonカプセルでデブリ除去実験衛星をISSに輸送。今春にISSから放出

Spaceflightnow(4/1)
RemoveDebris衛星は約100kg。網でデブリを捕らえる構想で、試験用の模擬デブリとしてCubesatを2機搭載している。DebrisSat1は分離後に風船を膨らませて大型衛星のサイズを模擬して網によるキャプチャを検証する。DebrisSat2はレーザレンジング・トラッキング機能を検証するために放出され、計画されたアルゴリズムで非協力物体に接近できるかどうか検証する。
構想では、キャプチャしたデブリに銛を打ち込んで牽引することで軌道変更させることになっているが、今回は、母船から模擬ターゲットをアームで伸ばして、そこに、テザーを取り付けたプロジェクタイルを撃ち込むことで機能を確認することにしている。
なお、ミッション終了後には帆を広げることで大気摩擦による軌道減衰で再突入させる。

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