Orbital ATK社,CRS1最終号機(OA-11)からフェアリングを改修して打上げ24時間前のレイトアクセスに対応。CRS2ではAntaresロケットも能力向上

NASA Spaceflight(6/1)
現在はHIFでフェアリング結合前に最終カーゴ搭載を行っているが、射点近くでフェアリング結合後に最終アクセスができるように、フェアリングにアクセスドアを設ける改修を実施。
また、CRS2に適用するAntaresロケットは、打ち上げ能力を向上する。形式は230+と呼ばれ、第1段の中央部とLOX前方スカート部の構造を補強する。これにより、1段飛行中の曲げ荷重への耐性を向上し、MaxQでも100%スロットルで飛行可能にする。また、上段モータのCastor XL30の構造やモータケースも、余裕を適正化することで軽量化する。