NASA,商用技術開発に6社と10個の契約を締結

SpaceNews(8/10)
"Tipping Point"プログラム。商用利用直前の技術開発への支援を行う。
主な領域は月着陸機で、Blue Origin社が合計$13Mの2つの契約を獲得(着陸機用極低温推進システム開発と着陸用センサ開発)。同社はNew Shepardを使って技術実証を行う計画。Astrobotic社は同社のPeregrine月着陸機用航法システムの開発に$10Mを受注し、同社のランダーにエンジンを提供するFrontier Aerospace社もエンジン開発費として$1.9Mを受注。
ULA社はロケット関連技術で合計$13.9Mの3つの契約を受注した。ACESの極低温推進薬に関わるキー技術開発の契約が2つ、NASAが開発したインフレータブル減速装置を使った空中回収システムの試験の契約が1つ。
SSL社は電気推進装置の開発で$2Mの契約2件を獲得。Paragon Space Development Corp.は宇宙空間での極低温ステージの断熱システム(Cryogenic Encapsulating Launch Shroud and Insulated Upper Stage = CELSIUS)開発に$1.6Mを受注。