Arianespace社, SoyuzロケットでOneWeb衛星の最初の6機を打ち上げ

SpaceNews(2/27) Spaceflightnow(2/27)
当初は10機を打ち上げる計画だったが、初期故障を考慮して6機に変更され、残りの衛星搭載部にはマスダミーを搭載。
Arianespace社はOneWeb社衛星を21機のSoyuzロケットで打ち上げる計画。今回は仏領ギアナから打ち上げたが、残りのほとんどはBaikonurから打ち上げられる見通しで、1回につき36機の衛星を打ち上げる。また、OneWebの運用軌道は高度1200kmであるのに対して今回の打ち上げではロケットで高度1000kmの軌道に投入したが、今後は、高度500kmに投入して、その後、衛星の電気推進装置で軌道を上昇させる。(ディスペンサの写真はSpaceflightnowの記事参照)
OneWeb社では今年中に150機を打ち上げ、2020年には300機の衛星で地域を限定したサービスを開始予定。全世界でのサービスは600機の衛星が揃う2021年になる見通し。当初は48機の軌道上スペアを含む648機で運用し、その後、初代衛星の機数を増やすか、第2世代に移行するか決定する。