Rocket Lab社,Electronロケットの打ち上げ能力を向上
SpaceNews(8/4)
500km SSOが150kgから200kgに、LEOが225kgから300kgに、それぞれ向上。バッテリ性能向上によりバッテリ質量が軽減できたためその分ペイロードに回せるようになったとのこと。
米宇宙軍,気象衛星のプロトタイプ設計を3社に発注
SpaceNews(8/4)
Atmospheric & Space Technology Reserach Associates, General Atomics, Raytheonの3社に合計$309M。
Virgin Galactic社,SpaceShipTwoの商業飛行を2021年に延期
SpaceNews(8/3)
商用飛行前に試験飛行を2回実施予定。
Ball Aerospace社,Green propellantの小型衛星飛行試験を終了したと発表
SpaceNews(8/3)
AFRLが開発した推進薬AF-M315Eを使った小型衛星。
小型ロケットベンチャーABL Space Systems社,USAFと民間から$90Mの資金を確保
SpaceNews(8/3)
USAFから$44.5Mの契約を受注し、民間から$49Mの出資を確保。2021年にRS1ロケットの初飛行を目指している。
ispace社,月面着陸機Hakuto-Rの最新設計を公開
SpaceNews(8/2)
月遷移軌道に低エネルギー軌道を採用することで推進薬量を減らすことで、機体全体を小型化し、1.4tonから1.05tonに大幅に軽量化。
Rocket Lab社,Electronロケット失敗の原因は2段ステージの電気コネクタにあったと発表
Spaceflightnow(7/31) SpaceNews(7/31)
不良コネクタの高抵抗部位に繰り返し負荷がかかることで加熱した結果、熱膨張とポッティング材の流出によりコネクタが接続不良となり電動ポンプが停止。対策として作業指示書や検査要領を見直し。
FCC,Amazon社のKuiperコンステレーション計画を承認
SpaceNews(7/30)
約3200機のKaバンド衛星で構成予定。質量は約600kg。2026/7/Eまでに50%を、2029/7/Eまでに全衛星を打ち上げることが条件。同社ではKuiperプロジェクトに$10bを投資すると発表。
DARPA,新たな小型ロケットのPrize competitionは実施しない意向
SpaceNews(7/30)
市場が成熟してきたためDARPAがインセンティブを出す必要はないとの認識。
“We have ready access for the things that DARPA needs to do.” There are commercial sources to put up many types of assets in space,” Highnam added. “We don’t know what the advantage would be of doing another competition akin to the Launch Challenge.”
ULA社,Atlas VロケットでNASAの火星探査ローバーPerseveranceを打上げ
SpaceNews(7/30) Spaceflightnow(7/29)
ローバーでサンプルを収集し、2026年に打ち上げ予定の次の火星探査ミッションで回収する予定。また、Ingenuityという小型のヘリコプターを搭載しており、今後のミッションに向けて火星大気中での回転翼の有効性を確認する。ローバーは動力源としてプルトニウム238を使用しており、核燃料のみ打ち上げ直前にレイトアクセスで搭載された。
コメント
ミッション解説記事:Sorae.info(7/30)
IST社,MOMO7号機の再打ち上げを点火器トラブルで中止
マイナビニュース(7/27)
点火器の温度上昇が規定を外れたため自動停止。前回は2本の点火器のうち1つの着火が遅かったが、今回は片方の温度上昇が遅かった。