2015-05-03から1日間の記事一覧

NASA Inspecter General, 稼働率の低い老朽化したPlum Brook施設の将来構想を立案するよう提言

SpaceNews(4/24) 真空チャンバのSpace Power Facilityは定期的に利用されている(最近はSpaceX社がフェアリング分離試験に利用)が、それ以外は、Delta IIIの上段ステージ高空燃焼試験を行ったB-2チャンバーを含めて、当面使用予定のない施設が多く、維持費削…

ロシア, ブラジルのAlcantara射点建設を支援する用意があると表明

Sputnik News(4/24) ブラジル/ウクライナの共同プロジェクトであるCyclone-4が中断したことを受けた発表。

準天頂衛星システムサービス社, 宮古島の追跡管制施設を着工

宮古毎日新聞(4/26) 工事期間は2016年1月までで、2018年度から運用予定。

Arianespace社, Ariane 5ロケットでThor 7とSicral 2を打ち上げ

Spaceflightnow(4/26) SpaceNews(4/26) Thor 7はノルウェーの Telenor Satellite Broadcasting社の衛星でKu(21本)/Ka(26本)の両バンドを搭載。衛星はSS/L社製で打上げ時質量は4600ton。Sicral 2は伊仏防衛当局用衛星でTAS社が製造して打上げ時質量は4400kg。…

中国, Beidou測位衛星網を2020年までに全世界で実運用する計画

GPS Daily(4/27)

ADS社, CNES-DLRからメタン観測衛星Merlinを受注

SpaceNews(4/27) CNESから衛星製造を30Mユーロで、DLRからLidar(光測位装置)を受注。衛星はAstrobus-Sベースで質量は約400kg。打ち上げは2019年の予定。

Yuzhnoye設計局, Iridium NEXT搭載用Dneprロケット向けディスペンサの開発を完了

Iridium社プレスリリース(4/27)

USAF, X-37Bでホールスラスタ電気推進システムを試験予定

Spaceflightnow(4/27) 将来のAEHF衛星(早期警戒衛星)への適用のための試験。製造はAerojet Rocketdyne社で、出力4.5kW。

ILS社, 衛星側要望でMexsat 1 (Centanario) の打上げを延期

Spaceflightnow(4/28) 衛星製造メーカであるBoeing社からの要請による。同じバス(702HP)を採用した他の衛星で発生した不具合のポテンシャルを調査するため。

ロシアUnited Rocket and Space社(URSC), ロケットとミサイルのエンジン製造メーカを束ねる持ち株会社設立を検討中

Sputnik News(4/28) 実現されれば、この持ち株会社は7つの会社を束ねることになり、その中には、NPO Energomash社も含まれる。

SpaceX社, Falcon 9ロケットでTurkmenAlem52E/MonacoSat を打ち上げ

Spaceflightnow(4/28) Falcon 9 の18号機にあたり、前回のCRS-6打ち上げから打上げ間隔13日で同一射点から打上げ。衛星はTAS社のSpacebus 4000 C2バスを採用。本契約はトルクメニスタン政府からTAS社のTurnkey契約で、同社は、衛星の製造、地上局の整備、ロ…

Arabsat社, HellasSat 4/SaudiGeoSat 1とArabsat 6Aの契約締結を発表。衛星はLockheed Martin、ロケットはSpaceXとArianespace

Spaceflightnow(4/29) SpaceNews(4/30) SpaceNews(4/28) HellasSat4/SaudiGeoSat1は2018年にAriane 5ロケットで打上げ予定で、衛星は約6000kg。Arabsat 6AはFalcon Heavyで打上げ予定。この契約は、Lockheed Martin社にとっては2011年以来の商業衛星受注とな…

USAF, RD-180代替エンジン開発のステップを発表

SpaceNews(4/29) エンジン開発と3Dプリント等による低コスト化技術に注力予定。ただし、議会が設定した2019年の打上げを達成するのは難しいとしている。また、Vulcanロケットの1段エンジン候補であるBE-4を開発中のBlueOrigin社は政府資金獲得へのをするつも…

ロシア, 月面基地建設のメインパートナーを中国とすることを協議中

MoonDaily(4/29)

ロシア, Progress輸送船の軌道上制御に失敗、輸送船は5/6前後に大気圏再突入予定

Spaceflightnow(4/29) Spaceflightnow(4/29) ロケットからの分離直前に何らかの異常が発生した結果、分離の1.5秒前から地上局で輸送機とSoyuz上段ステージ両方のテレメトリが受信できなくなった。その後の輸送機の一時的なテレメトリ回復で、輸送機がロケッ…

BlueOrigin社, New Shepardサブオービタルロケット初号機の打上げとカプセル切り離し/回収に成功。ロケットの機体回収には失敗

Spaceflightnow(4/30) SpaceNews(4/30) New Shepardは3人程度の乗員をサブオービタル飛行することをターゲットとした機体。初号機は、高度約90kmまで上昇して、ダミー乗員カプセルを切り離し、カプセルはパラシュートで降下した。ロケットの着陸フェーズは、…

NASA, 水星周回探査機Messengerのミッションを燃料枯渇で終了し、水星に衝突

Spaceflightnow(4/30) 初めて水星全球の観測を実施。ヒドラジン推進薬は4/6に枯渇したが、その後、加圧用ヘリウムを利用して数週間の寿命延長を図ってきた。 コメント はやぶさと同じようにTwitterで盛り上がっていたようです→ここ

SSTL社, 台湾にFORMOSAT-7コンステレーションの初号機を出荷

SSTL社プレスリリース(5/1) FORMOSAT-7は台湾NSPOとNOAAの気象観測共同プロジェクトで、SSTL-100バスを使った200kg級衛星12機によるコンステレーション。2016年に打上げ予定。(Gunter's Space Pageの解説はこちら)

NRO, 光学偵察衛星Keyholeの交代衛星を2018年から打上げ予定

Spaceflightnow(5/1) 製造は従来のKeyholeシリーズを製造してきたLockheed Martin社

Iridium社, 次世代衛星打上げを前に保険調達要求の見直しを出資者と調整中

SpaceNews(5/1) Iridium社は Iridium Next シリーズの打上げを10月に開始予定。全81機はTAS社が製造しており、契約は$2.3B(衛星一基あたり約$28M)。最初の2機はDneprロケットで、残りは10機ずつFalcon 9で打ち上げる計画。SpaceX社との契約は合計で453.1M。 …

Arianespace社CEO, 日EUビジネスラウンドテーブルで打ち上げ事業での協力関係維持を主張

SpaceDaily(5/1) 日EUビジネスラウンドテーブルの共同議長は、日本側は三菱重工の佃相談役、欧州側はAirbus社のBregier CEO。Arianespace社CEOのIsrael氏は同会合にて講演。

Virgin Galactic社, SpaceShipTwo用ハイブリッドモータの燃料をもとのHTPBに戻す可能性に言及

SpaceNews(5/1) 同社は1年前に自社製のナイロンベースの燃料に切り替えて試験を継続してきた。最終的には性能で判断するとのこと。