2015-05-30から1日間の記事一覧

メキシコ政府, ProtonによるMexSat-1打ち上げのキャンセルを検討したが違約金を考慮して不採用としていた

SpaceDaily(5/22)

NASA, SLSステージ試験に向けてStennis B-2テストスタンドを改修開始

SpaceflightInsider(5/22)

ロシア産業界, Protonロケット失敗により予想される機数減で製造コストは上昇する見通しと語る

Sputnik News (5/22)

文科省, HTV改良構想を発表

SpaceflightInsider(5/23) 文科省宇宙開発利用部会資料(5/20) 貨物輸送量は6tonを維持しつつ、全備質量を30%軽量化して、コストを半分に削減するのが目標。文科省は次年度の予算要求に盛り込みたい意向。【補足】 本構想は、ISSの2020年までの運用延長分のCS…

CCAFSの射点改修状況

NASA Spaceflight(5/23) Falcon Heavy用射点とBoeing社有人カプセル用射点を同時に建設中

JAXA, 新型基幹ロケット開発受注企業の条件を見直す計画

日経新聞(5/25) JAXAは「全議決権の3分の1以上を外国人投資家が保有しない」との条件を付けて開発企業を選定した。しかし、選定されたIHIの外国人株主比率が、選定終了後に増加し、現時点では基準を上回っていることが判明。JAXAは影響評価して問題ないと…

インド, 衛星による航空機管制システムGAGANを実運用フェーズに移行

SpaceRef(5/25) Satellite Based Augmentation System (SBAS)の一部であり、米国のWAAS、日本のMSAS、欧州のEGNOSなどと互換性がある。一方、独自の衛星測位システムとして7機の衛星によるIRNSS (日本の準天頂システムと同様のシステム) も構築中。

GSLV開発の簡単な歴史

The Space Review(5/26) コメント 新しい情報はありませんが、簡潔にまとまっているのでご紹介

SSTL社会長, Cubesatバブルに警鐘

SpaceNews(5/26) 通信データ量と必要な送信電力から、大型衛星に対して優位性を維持できる領域は決まり、超小型のCubesatを大量に打上げればで何でもできるわけではない、とのメッセージ

USAF, Falcon 9を軍事衛星の打上げ用ロケットとして認定

Spaceflightnow(5/27) SpaceNews(5/26) ほぼ2年に渡る認証プロセスを経て決着。最初の競争入札案件はGPS 3で、6月にはRFPが出る予定。

地上からの観測によるX-37Bの推定軌道

Spaceflightnow(5/27) 312 X 325 km、軌道傾斜角38度。従来より低い軌道で、ほぼ2日回帰とのこと。

超小型衛星への異業種参入状況

日経新聞(5/27) キャノン電子は65kg以下の衛星を2017年に打上げ予定 コメント 何故このタイミングで記事になったのか不明ですが、念のため。キャノン電子の小型衛星は、中須賀教授のほどよし衛星を導入したもの。構想は2014年4月の宇宙産業部会の資料に纏ま…

インド, 7月に有翼再使用機のサブスケールモデルで、帰還時の滑空飛行試験を実施

SpaceDaily(5/27) PSLVのブースタに取り付けて打ち上げ、高度70km程度からの滑空飛行を試験

ブラジル, 同国が保有する軌道上スロットの競売を実施。Telesat, Hispasat, Yahsat が獲得

SpaceNews(5/27) 同国は2014年にも同様の競売を実施しており、その時には、SES, Eutelsat, Hispasat が獲得している。

Arianespace社, Ariane 5 ECAロケットでDirecTV 15とSky Mexico 1を打ち上げ

Spaceflightnow(5/28) SpaceNews(5/28) DirecTV 15はADS社製で約6200kg。Sky Mexico 1はOrbital ATK社製で約3000kg。

NASA, ISSのモジュール結合位置を変更し、米国側で輸送船がドッキングできるポートを2箇所に増加

Spaceflightnow(5/28) Permanent Multipurpose Module (PMM)の場所を変更。現在米国側のポートを使っているのは HTV, Dragon, Cygnus の3機種。ロシア側は Progress と Soyuz が使っている(ATVは退役済)。

Boeing社, Commercial Crewの最初の契約を受注

Spaceflightnow(5/28) 試験飛行後の最初の運用機の契約で、打上げ予定は2017年末。

米国破産裁判所, Lockheed Martin社がNewSat社とのJabri-1衛星製造契約の破棄することを承認

SpaceNews(5/28) NewSat社は、米国の輸出入銀行(Ex-Im Bank)から借入した資金でLM社に支払っている(既に$193Mを支払い済で、完成までにはあと$78M必要)ため、本契約破棄により、Ex-Im Bankには100M$を超える回収不能債権が残ることになる。NewSat社は最後…

NASA, 2020年代に月周辺で火星有人探査技術の実証ミッションを実施することを検討中

SpaceNews(5/29) 主目的は居住モジュールの機能確認で、モジュールとして、専用の大型モジュールを作るのか、Orion打上げ時の余剰能力で打ち上げられる小型モジュールを作るのかの2ケースが検討されている。

OrbitalATK社, 新型Antaresの開発は順調と報告。2015年の稼ぎ頭は商業衛星になる見通し。

SpaceNews(5/29) Antaresの代替エンジンであるRD-181は7回の認定試験を完了し、現在、初号機用エンジンの最終試験中。初号機用エンジンは7月に米国に到着し、年末から1月にかけて機体との組み合わせ試験を実施し、3月末に飛行再開する計画。 一方、商業衛星…

NASA, SLSメインエンジン(RS-25)の2回目の長秒時燃焼試験を実施

AmericaSpace(5/29) NASA Spaceflight(5/28)

USAFとAerojet Rocketdyne社, LOX/ケロシンエンジン用酸素リッチプリバーナの燃焼試験の第1シリーズを完了

AmericaSpace(5/29)

Airbus Safran Launchers社, Ariane 6開発に400Mユーロを拠出することでESAと合意。総開発費も200Mユーロ削減

SpaceNews(5/29) ロケット開発費は3.215Bユーロ(約4340億円)(民間拠出分含む)とされていたが、このうち約200Mユーロは不必要として削減することで合意。これとは別に、地上設備分はESAがCNESに約600Mユーロで発注予定。 ASL社は主要パートナー社である、独MT…

ロシア, Proton打上げ失敗の原因調査結果を公表:直接原因は第3段バーニアエンジンのターボポンプ軸振動

SpaceNews(5/30) Spaceflight101(5/29) Spaceflightnow(6/1) 軸振動過大によりエンジンが早期停止。軸振動が過大となった要因としては、高温下での軸の劣化と、ターボポンプのロータバランス調整不良が挙げられている。是正処置として、(1)ターボポンプシャ…