2015-09-06から1日間の記事一覧

平成28年度概算要求状況

各省からの概算要求のうち宇宙関連でトピック的に挙げられているものの状況 内閣府:準天頂衛星を中心に194億円 文部科学省:H3ロケット・衛星開発などで321億円 防衛省:Xバンド通信衛星整備を中心に362億円 コメント そのうちに宇宙政策委員会のページに全…

OneWeb社, 来年にも$2.5Bの第2ラウンド資金調達を計画

NewsSky(8/31)

NASA/Rocketdyne社, SLSに向けたRS-25の最初の燃焼試験シリーズを完了

SpaceflightInsider(9/1) この試験シリーズでは、開発試験用 RS-25 (SSME) #0525 に新しいコントローラを装着し、高LOX I/F圧力や低LOX温度など、SLSでの使用条件での燃焼試験を合計7回実施した。初回試験は1/9に実施され、8/27に完了。次の試験シリーズは、…

SS/L社, DARPAから軌道上で衛星にアンテナを装着するロボティクス技術研究の契約を受注

SpaceNews(9/1) 現在の衛星ではフェアリングに入るようにアンテナを小さく折りたたむ必要があるが、これを、別々に輸送して軌道上で組み立てることで、大型アンテナの展開機構リスクを低減できる可能性があるための研究。 コメント 先日打ち上げられたMUOS4…

米政府, NOAAを通じて民間衛星による気象観測データを政府が購入する際のガイドライン案を公表

SpaceNews(9/1) 政府の基準を満足しており、かつ、他国とのデータ共有を許容できれば、民間衛星・ペイロードによる気象観測データを政府が購入する、というもの。

SpaceX社のFalcon 9打ち上げ再開は11月以降の見通し

Spaceflightnow(9/1) 他部位での同種不具合ポテンシャル有無の確認に時間を要しているとのこと。

TAS社, COSMO-SkyMedの後継機の製造着手契約を受注

SpaceNews(9/2) イタリアのレーダー地球観測衛星コンステレーションであるCOSMO-SkyMedは、すでに設計寿命を超えて運用されているものの、財政状況により後継機計画が明確となっていなかった。今年はじめに、イタリア政府は、4機のうち最初に打ち上げられた2…

SpaceX社, Falcon Heavy初号機を2016年4〜5月に打上げ予定

SpaceNews(9/2) 初号機打上げ後、2016年のうちに運用機(STP2, Inmarsat, Viasat)も打ち上げたい意向。KSCの射点設備改修は今年11月には完成予定。

ULA社, Atlas Vロケットで米海軍向けMUOS4を打ち上げ

Spaceflightnow(9/2) Mission Overview 海軍向けのモバイル通信用静止衛星シリーズの4機目で、来年夏の5機目でシステムが完成する。衛星質量が6.8トンと重いため、SRBを5本搭載したバージョンで打ち上げ。投入軌道は、近地点3819km, 軌道傾斜角19.11度のGTO。

スウェーデンで政府に対しEsrangeの拡張を求める宇宙戦略案が提出される

Swedish Space Corporation (9/2) 現在観測ロケット打上げに使用されている Esrange からの小型衛星打上げも視野に入れた、スウェーデンの宇宙戦略に対する提案書となっている。

Euroconsult社, 通信衛星業界で低価格化による収益低下を予測。業界の成長予測を下方修正

Euroconsult(9/2)

SES-5に同乗したEGNOSペイロード, 打上げから3年経って運用開始

SpaceNews(9/3) SES社がGNSS Agencyから委託を受けているEGNOSペイロードで、Inmarsat衛星に搭載されているペイロードを引き継ぐ。通常は打ち上げ後数か月で稼働を開始するが、このケースでは搭載機機の不具合疑義や地上局システムのアップグレードに時間を…

ルーマニアのベンチャー企業, Spaceport America でサブオービタル機の試験飛行を実施する計画

SpaceNews(9/4) 2005年にAnzari X Prize に参加したチームが立ち上げたARCA Space Corporation社(本社:ニューメキシコ州)が実施。高高度ドローンの試験から開始し、来年にはサブオービタル機の打上げを行う予定。将来は有人サブオービタル飛行を目指すと…

Boeing社, CST-100をStarlinerと命名

Spaceflightnow(9/4) SpaceNews(9/4) KSCの整備施設(Commercial Crew and Cargo Processing Facility)の開所式で発表

衛星通信業界, Cバンドの下1/4の占有権を失う可能性が高まる

SpaceNews(9/4) 11月のWRCに向けた各地域組織の方針設定状況を見ると、これまで衛星通信の占有が認められてきた800MHzのうち下200MHzを地上通信にも開放することになりそうな状況。最も開放に積極的な欧州は3/4を開放すべきとの意見だが、全体としては下1/4…