2016-01-23から1日間の記事一覧

SpaceX社, NASA/欧州のJason 3衛星を打ち上げ。1段海上回収には脚固定機構不良で失敗

Spaceflightnow(1/18) Spaceflightnow(1/18) NASA Spaceflight(1/17) 衛星打上げには成功。Jason 3衛星は553kgの海洋観測衛星。また、今回の打上げは Falcon 9 v1.1の最終号機。 ロケットの打上げ能力としては VAFBに戻すこともできたが、環境規制に対する認…

現在判明しているSpaceX社のMCT (Mars Colonialo Transporter)の纏め記事

SpaceFlightInsider(1/19) MCTはElon Musk氏が長年発言し続けている火星輸送用の超大型ロケット。メタンを燃料に使うRaptorエンジンを使う計画、とされている。推測も交じっていますが、公の場ではほとんど情報が出てこないMCTについて纏まった珍しい記事で…

ロシア, Vostochny射場からの初号機打上げに向けた上段ステージと衛星の輸送準備完了

SpaceNews(1/19) 1/19に空輸される予定で、打上げは4月の予定。Vostochnyの整備棟の中で整備中のSoyuz-2の写真はこちら → Russian Space Web(1/20)

インド, PSLVロケットでIRNSS 1E 衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/20) IRNSSはインドが構築中の準天頂航法衛星コンステレーション。3月までにあと2機打ち上げて、7機の衛星によるコンステレーションが完成する計画。

SpaceX社, 有人Dragonの着陸用エンジンを使ったホバリング試験の動画を公開

Spaceflightnow(1/21) 昨年11月に実施したもの。クレーンでカプセルを吊り下げて、着陸用のSuperDracoエンジンを噴射させた。SuperDracoエンジンは、緊急脱出用アボートエンジンを兼ねており、ホバリング時には緊急脱出時の1/4の推力で作動する。試験に使用…

Snecma社, Airbus社とThales社向け電気推進スラスタを35機/年で生産予定

SpaceNews(1/21) PPS 5000スラスタは、欧州の電気推進衛星開発プロジェクトであるNeosatで開発中のプラズマ電気推進スラスタで、発表によれば、Airbus社の Eurostar Neo 衛星バスと Thales社の Spacebus Neo に採用されることが決定した。個別交渉は継続して…

フランス政府, SpaceXのロケット再使用の事業性と新興コンステレーションとの協業の検討を開始

SpaceNews(1/21) フランス首相の指示。今後のフランスの宇宙産業の方向性を示すように指示している。4月中旬に1次報告を、7/19までに最終報告を求めている。

USAF, ロシアのBreeze-M機体がGEO近傍で爆発した可能性が高いと発表

SpaceNews(1/21) この機体は12/12にロシアがProtonロケットで打ち上げた際に使われた上段ステージで、GEO近傍に少なくとも10個のデブリが発生した。なお、2007年にはBreeze-Mが燃料満載状態で低軌道で爆発し、1100個以上のデブリが発生したことがある。

ロシア, ウクライナからのロケット部品調達を近い将来に廃止する方針

SpaceDaily(1/22)

ESA, ISS運用のAirbus DS社へのプライム契約をやめてESA自身で運用する方針

SpaceNews(1/22) Airbus DS社に一括発注していた作業を、ESAが実施する作業、Airbus DSに発注する作業(2.5年で€88M)、イタリアに発注する作業(€25M)、ドイツに発注する作業(€19M)に分割する。これにより、従来のAirbusへの契約(2年€195M)に対して32%の経費…

ロシア, 予算削減でVostochny射場のAngaraロケット射点を2カ所から1カ所に削減

RussianSpaceWeb(1/22) 完成時期も2016年から2017年に延期。この射点からのAngara 5/KVTK (LOX/LH2上段ステージを搭載したAngara 5)とAngara 5P(有人仕様)の打上げは2021年までに実施される予定。また、2段ステージをLOX/LH2ステージで置き換えて1段・3段を…

ESA, DreamChaserのISSとのドッキングシステムを開発することでSNC社と合意

SpaceNews(1/22) ESAは€33Mで DreamChaser用の International Berthing and Docking Mechanism (IBDM)を開発する。ESAは2014年にIBDMのDreamChaserへの適用についてSNC社と合意していた。IBDMは当初CRVのISSへの係留用にNASA/ESA合意に基づき検討されていた…

BlueOrigin社, NewShepardロケットの再使用飛行を実証

SpaceNews(1/23) NASA Spaceflight(1/22) 再び高度100kmまで垂直に上昇し、クルーカプセルを分離し、再着火して着陸した。再使用にあたっては、クルーカプセルのパラシュートと火工品を交換し、機能点検を実施し、いくつかのソフトウェアの更新を行ったのみ…