2017-06-11から1日間の記事一覧

イラン,独自有人宇宙飛行開発を断念

Space Watch Middle East(5/28) イラン宇宙庁(ISA)の長官代理が発表。15年間で$15-20Bに達するとみられるコストが原因。ISAはこれまで2025年に最初の有人飛行を目指しており、昨年夏にはカプセルのモックアップも公開されていたが、内部では、宇宙科学や衛星…

トルコRocketsan社,独自の液体推進薬ロケット開発構想を発表

Space Watch Middle East(6/2) トルコ政府のSatellite Launch System プログラムと歩調を合わせた形で、独自のロケット構想 Satellite Launch Vehicle を発表。まだ概念検討段階。

SpaceX社,Falcon 9ロケットでDragon補給船をISSに向けて打上げ

Spaceflightnow(6/3) 6/1の打ち上げが中止されたため、搭載していた実験用マウス40匹を交換(Spaceflightnow(6/3))

Capella Space社, 小型SARコンステレーション構築に向けて顧客から$10Mの前受金を受領

SpaceNews(6/5) Capella Space社は50kg級の小型衛星による解像度1mのSARコンステレーションを開発中で、Series A資金調達を$12Mで完了したところ。同社では6か月以内にデモ機を打上げ、その後、2019年から2021年までかけてコンステレーションを構築予定。

インド,GSLV Mk.3初号機でGSAT 19通信衛星の打上げに成功

Spaceflightnow(6/5) SpaceNews(6/6) GSLV Mk.3はGTOに約4tonのペイロードを投入可能で、これまで使用されていたGLSV Mk.2の約2倍の打上げ能力を持つ。オンボードカメラ画像:

SpaceX社, USAFから次回のX-37B打上げを受注

Spaceflightnow(6/6) 8月にFalcon 9で打ち上げ予定。2機ある機体のうちどちらを使うかは明らかにされていない。 なお、今回の契約はSpaceX社に限定して実施した模様でULA社は入札の機会はなかった、としている(SpaceNews(6/9))

SES社はHTS衛星の通信量競争には加わらない計画

SpaceNews(6/8) 単に通信量の増加を狙うのではなく、顧客ニーズに合わせた衛星を調達する方針、とのこと。

ILS社, Protonロケットの飛行を再開. EchoStar 21衛星を打上げ

Spaceflightnow(6/8) SpaceNews(6/8) エンジン製造時の不適切なはんだ材使用問題への対応のためのエンジン改修が必要となったため、Protonの打ち上げは2016年6月9日以来。EchoStar21は打ち上げ時質量6.9ton。

SpaceX社,打ち上げペース向上とともに従業員も増加中

AviationWeek(6/8) 6月中には今年9機目の打ち上げを実施し、これまでの年間記録を第2四半期までで超過する見通し。2週間に1回の打上げペースを維持するために従業員数も増加しており、現在6000名を超過している。

S7 Sea Launch社, 12機のZenitロケットを発注

Parabolic Arc(6/9) 製造メーカのYuzhmash社と4/28付で契約。これによりYuzhmash社は2013年以降の大幅な減産から回復できる見通し。

スイスのベンチャーElse社, Thuraya社と協業

SpaceNews(6/9) Thuraya社は独自のGEOコンステレーションFuturaを検討中であるが、小型衛星LEOコンステレーションを検討しているスイスのベンチャーElse社と4月に協業した。 同社は64機のCubesatによる低速データ通信用LEOコンステレーションAstrocastを$50M…

ArianeGroup社,Ariane 6のコスト半減に向け活動中

AviationWeek(6/9) コスト低減策として、艤装用の新工場をLes Mureauxの工場敷地内に建設。1段機体の艤装作業を、従来の縦置きから横置きに変更して、工場での機体起立作業を削除するとともに、作業者間のコミュニケーションを容易にする。 また、タンクスキ…

SpaceX社,CCAFS Pad40の修理を今夏中に完成予定

Spaceflightnow(6/10) 修理が完成すれば、現在Falcon 9の打ち上げに使用しているKSC 39A射点はFalcon Heavy初号機の準備に専念してFalcon 9はCCAFSから打ち上げる計画。