2018-03-18から1日間の記事一覧

中国,長征9号ロケット用エンジン開発を進行中

AviationWeek(3/12) 先週の記事(AviationWeek(3/7))の継続記事。

中国の2018年のロケット関連計画

AviationWeek(3/12) CALT長官とのインタビュー。固体小型ロケットの長征11を5機計画(うち1機は海上打上げ)。長征5B(LEO打上げ用機体)は長征5号2号機失敗後の計画遅れを受けて2019年に延期。長征7は信頼性向上設計変更が実施される。低コストを目指している…

Arianespace社CEOインタビュー

AviationWeek(3/12) 軌道投入失敗について、GEO市場の低迷について、A6の開発状況について、欧州政府支援について、再使用化について。

英国Effective Space社,軌道上サービス衛星Space Drones 2機をProtonロケットのピギーバックでGEO軌道に打ち上げ予定

SpaceNews(3/12)

BlueOrigin社,Sky Perfect JSAT社からNew Glennロケットによる衛星打上げを受注

SpaceNews(3/12) mu Space(タイ),Eutelsat,OneWebに続く4機目の受注。

Glavkosmos社,2017年7月のSoyuz/Fregat打上げでのFregatステージでの不具合発生を認める

SpaceNews(3/12) Fregatの低推力エンジンの1つで問題が発生していた、と発表。ただし一部のCubesatが分離後に通信できていない問題との関連は明確にしていない。

SoftBank社,OneWebの通信容量をIntelsat以外のGEOオペレータに販売することも選択肢に入れて交渉中

SpaceNews(3/13) SoftBankはOneWebの全通信容量の販売権を獲得するとともに、販売成否に関わらずOneWeb社に費用を支払うことで合意している。

Spaceflight Industries社,高解像度画像取得コンステレーションBlackSkyのRound C資金調達で$150Mを確保

SpaceNews(3/13) 日本からは三井物産が出資(三井物産プレスリリース(3/14))。 BlackSkyは60機の衛星による高解像度・高頻度地球観測衛星コンステレーションで、衛星製造はThales Alenia社と、マーケティングはTelespazio社からの出資を受けている。今回の出…

ウクライナ,豪州からの打ち上げを検討中との報道

SpaceDaily(3/13) オーストラリアの新聞記事が源泉。Curtain Air Base (編注:Crutinの誤記か?) を候補として豪州政府筋に2年近くロビー活動をしているが、現在のところ、豪州側が積極的に受け入れる状況ではない。 コメント そもそも候補場所が豪州北西海岸…

SpaceX社,BFR上段ステージの離着陸試験飛行を来年にも実施する可能性

Spaceflightnow(3/13) Elon Musk CEOの発言。テキサス新射点が試験場候補地。

BlueOrigin社,BE-4の65%推力燃焼試験の動画を公開

Jeff Bezos CEO Twitter(3/13) 混合比スイープ試験を含む65%推力での114秒の燃焼試験を実施

Orbital ATK社,軌道上サービス機の新バージョンを発表

SpaceNews(3/14) 推進薬が枯渇したGEO衛星のステーションキーピング機能を代替することを目的とした Mission Robotic Vehicle と Mission Extension Pods を開発予定。現在開発中のMEVをベースとしたMRVは10〜12個のMEPを持って衛星に接近し、顧客衛星にMEP…

ブロードバンド時代のコンステレーション構想による影響

SpaceNews(3/13) SpaceNews社の論説記事 コメント まだ読めてませんが

衛星通信単価,HTS衛星増加で下落傾向継続

SpaceNews(3/14) Northern Sky Research社による調査結果のSatellite 2018での報告。全帯域で35〜60%下落。特にブロードバンド回線の大口顧客(特にインフライトコネクション提供会社)への戦略価格提供が影響。今後もこの傾向は継続するとみられる。

Rocket Lab社,米国射点を検討中

NASA Spaceflight(3/14) フロリダとアラスカを検討中

中国,長征5号の飛行再開を11月に計画

SpaceNews(3/14) 新型のDFH-5バスを採用した大容量通信の試験衛星を搭載予定。

SpaceX社とULA社, EELV打ち上げを受注

SpaceNews(3/14) SpaceXは3機のGPS衛星の打ち上げを$290Mで受注。ULA社はAFSPC-8(SSA用衛星GSSAP5,6のデュアル打ち上げ)とAFSPC-12(主衛星+推進系付ESPAによるピギーバック打上げ)の打ち上げを$351Mで受注。

ULA社CEO,商業打ち上げ市場での存在感を高める方針を説明

SpaceNews(3/14) Satellite 2018での発言。米政府のために確実に衛星を打ち上げる必要があった時代は終わったことから、今後は商業市場にフォーカスを移し、20〜30%の打ち上げは商業打ち上げにしたい。なお、VulcanロケットもUSAFの認証が得られるまでの打ち…

衛星製造メーカ,サプライチェーン維持のために部品の共通化を推進

SpaceNews(3/14) Lockheed Martin, Orbital ATK, Airbus DS, SSL社のSatellite 2018での発言。GEO衛星需要の低迷で小規模サプライヤの撤退可能性が高まっており、部品の共通化による生産量の確保を進めている。

NASA,2015年のDragon搭載Falcon 9ロケットの飛行中爆発事故調査報告書を公開

Spaceflightnow(3/13) SpaceNews(3/16) LOXタンク中のヘリウム気蓄器を固定するロッドのロッドエンドが破損して気蓄器が浮上してタンクドームとぶつかって破裂した、という不具合シナリオはSpaceXの公表と同じ。 検討初期にはRP-1タンク貫通フィードラインの…

米スタートアップによるFCC非認可衛星の打ち上げによる規制強化への懸念。FCCは事態を調査中

AviationWeek(3/15) SpaceNews(3/13) Swarm Technologies社がFCCから却下されたCubesatをインドのPSLVで打ち上げた問題。FCCの却下理由は、衛星が小さすぎる(3辺のうち1辺が1Uサイズ(10cm)より小さい)ためトラッキング困難、というもの。 業界では、本件に起…