2018-06-10から1日間の記事一覧

ESA,ドイツに第2のP120ブースタ製造ラインを設ける構想を破棄、ドイツはAriane 6上段エンジン用ターボポンプと上段の複合材化を担当

SpaceNews(5/30) 2016年に第2製造ラインをドイツに設けることで合意していたが、今回、イタリアでの製造ライン1本とすることに決定。 その代わりに、上段エンジン用ターボポンプはイタリアAvio社からArianeGroupのドイツ部門に移管。ドイツのMT Aerospace社…

SpaceX社, Falcon 9ロケットでSES 12衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(6/4) 電気推進衛星で5.4ton。電気推進化による軽量化を利用して2つの衛星相当のミッション機能を1つの衛星上に搭載。ペイロード電力16kW、衛星電力19kW。 ロケットは、1段はBlock 4の再使用で、2段はBlock 5仕様。スーパーシンクロナス軌道に…

SSTL社,Firefly Aerospace社とAlphaロケットによる打上げ輸送サービスを契約

SpaceNews(6/4) 最大6機を2020年〜2022年に打上げ。Firefly社は初号機を2019年3QにVAFBから打上げ予定で、2020年に8機、2021年に18機の打ち上げを見込んでいる。目標は年間24機の打ち上げ。

NASA,New Horizons探査機を来年1月1日のカイパーベルト天体2014 MU69(Ultima Thule)フライバイに向けて休眠から復帰

Spaceflightnow(6/5)

中国,長征3Aロケットで気象衛星Fengyun 2Hを打ち上げ

Spaceflightnow(6/5)

NASA,ISS運用への民間企業活用は完全移管ではないと強調

SpaceNews(6/6) ISS Directorの Sam Scimemi氏とのインタビュー記事。We are only going to transition the things industry, NASA and our stakeholders are comfortable transitioning. Some things we are probably not going to transition like crew he…

FCC, Audacy社の民間衛星データ中継システムを承認

SpaceNews(6/7) 3機のMEO衛星を利用したデータ中継衛星コンステレーション

Northrop Grumman社, Orbital ATK社の買収を完了

Spaceflightnow(6/7) SpaceNews(6/5) 元Orbital ATK社の事業部門は Northrop Grumman Innovation Systems となった。買収額は$9.2B。固体モータ製造部門の独立性を維持することが条件(米国の固体モータ製造メーカはOrbital ATKとAerojet Rocketdyneの2社のみ…

Lockheed Martin社,ベンチャーファンドを$100M増加して$200Mに

SpaceDaily(6/8) 追加ファンドによる支援対象はセンサー技術・自律化・AI・サイバーの各領域のスタートアップ。

NGC/NASA, Pegausロケット打ち上げを延期

Spaceflightnow(6/8) NGC社がOrbital ATK社を買収して初のPegasus打上げ。カリフォルニアからハワイへの輸送後にロケットに特異的なデータが確認されたため米本土に戻して点検することとしたもの。Kwajalein諸島の打ち上げ場は民間利用可能期間が限定されて…

Northrop Grumman Innovation Systems, ミッション終了後のCygnusの軌道上滞在期間を1年超に伸ばす計画

NASA Spaceflight(6/8) CRS2用のCygnusで実現

NASA,Junoミッションを3年延長

Spaceflightnow(6/8) 2016年にメインエンジンのバルブ不調で遠木点を低下させる運用を実施しないことにしたため、計画されていたフライバイ回数をこなすにはあと3年必要。

Inmarsat社,EchoStar社からの買収提案を拒絶

SpaceNews(6/8) 提案額は非公開。評価額が低すぎるとのInmarsat社コメント。EchoStar社は手持ち現金が$3.3Bあるが、過去も買収提案額が低かった実績がある。 通信衛星業界ではHTSの増加でトランスポンダ単価は過去2年間で35〜60%低下したと評価されており(No…