総合科学技術会議のランク付け,固体ロケット技術維持は「減速すべき」

毎日jp via はやぶさニュースまとめ
ちょっと出遅れていますが、抜粋です。概算要求額は28億円。源泉はこちらの資料1-2の(5)

○現時点では、固体ロケットの次回打上げの予定が明確でなく、固体ロケットの開発・製造等に係わる能力の維持や技術の陳腐化等、技術維持の面で懸念がある点に配慮しつつ、当面は我が国の固体ロケット技術維持に必要不可欠と認められる範囲に要求内容の一部を減速して実施すべきである。

○本件の施策名は、固体ロケットの維持となっているものの、内容的にはこれを越えた施策が含まれており、技術の維持という範囲を超えた開発等を行う場合には、幅広い分野での固体ロケット利用ニーズの調査や、国際的な競争力確保のための方策等を、より一層総合的に検討する必要がある。また、現在、H-IIBロケット、GXロケットの開発が進められており、M-Vロケット後継機の開発着手にあたっては、文部科学省及び宇宙開発委員会において、我が国宇宙輸送システムにおける固体ロケットの位置付けを明確にした上で行うべきである。

コメント

ちなみにGXロケットは概算要求JAXA150億円+NEDO10億円に対して「着実に実施すべきである」となっています。その他では宇宙輸送システム(H-2A+H-2B+HTV)が559億円で「着実に実施すべきである」です。