欧州のグリーンプロペラントスラスタ開発状況

SpaceDaily(3/17)
欧州が開発しているグリーンプロペラントであるADN(ammonium dinitramide)系推進薬(正式名称:LMP-103S,組成:ADN+メタノール+アンモニア)はヒドラジンより毒性が低いが性能が30%良いとのこと。毒性が低いため、航空機での輸送が可能で、特殊な防護服も不要。
開発はESAスウェーデンのECAPS社(Swedish Space Corporation の一部)と共に実施し、今年 Prisma 衛星で1Nスラスタの軌道上デモンストレーションを実施予定。また、Proba-3ミッションにも適用が検討されている。