2010-03-18 欧州のグリーンプロペラントスラスタ開発状況 機関 SpaceDaily(3/17) 欧州が開発しているグリーンプロペラントであるADN(ammonium dinitramide)系推進薬(正式名称:LMP-103S,組成:ADN+メタノール+アンモニア)はヒドラジンより毒性が低いが性能が30%良いとのこと。毒性が低いため、航空機での輸送が可能で、特殊な防護服も不要。 開発はESAがスウェーデンのECAPS社(Swedish Space Corporation の一部)と共に実施し、今年 Prisma 衛星で1Nスラスタの軌道上デモンストレーションを実施予定。また、Proba-3ミッションにも適用が検討されている。