ILS社CEOインタビュー

SpaceNews(8/30)
ILS社は5〜6tonの静止衛星市場にターゲットを絞っていくとのこと。また、なぜイリジウムには応札せずにGalileoには応札するのか、という質問に対しては、政府支援によりプロジェクトが資金不足で中止されることがないからだ、という回答をしている。更に、SeaLaunch社の再生の可能性は疑問だと述べて、また、打上げビジネスに参入する企業が増えることでユーザは価格低下を期待するが、実際には参入企業の一部が撤退することになると述べている。

コメント

2005年頃の低価格競争について次のように述べています:"But the bigger picture is the magnitude of the operating losses that were being incurred to support the commercial launch industry over the last 10 years. Probably by the 2004-2005 timeframe, it reached its peak of insanity. And so as a result, the industry restructured iteself."
また、今後の衛星数予測がこれまでの年間25機程度から20機程度に落ち込むという予測に対しては、需要の小さい業界なので、インフラ維持の割掛け費用が増えるだろう、と述べており、今後の価格上昇が予想されます。