NASA/SpaceX社,COTS-2/3統合に向けた安全審査を実施中

NASA Spaceflight(8/16)
ポイントはDragon分離後にLEOに投入する計画の小型衛星。これらは当初Falcon 1eで打ち上げることを想定していたORBCOMM Generation 2の衛星2機で、SpaceX社ではFalcon 9のピギーバック衛星とすることでコストを低減することを計画している。現在NASAISSとの衝突可能性に関する解析を実施中。一方、運用号機の安全審査はフェーズ2が完了しており、フェーズ3は来年2月に完了する予定。
一方、SpaceX社では2013年のFalcon Heavyの導入も控え、製造工場への製造治工具追加や自動化を進めている。製造レート目標は、F9 1段 or FHブースタを毎週、F9 or FH 2段を隔週で製造。Dragonの製造レートは6〜8週間に1機。
なお、Falcon 9 COTS C2/C3ミッションは、現在11/30に打上げて数日後のISSドッキングが計画されているが、ISS側のスケジュールがタイトなため、来年に延びる可能性もあるとのこと。