ESA長官,Ariane 5 MEでは資金支援はなくならないとの認識、Ariane 6開発初期から衛星利用側を参入させる手続きに着手

SpaceNews(12/6)
ただし現状年間120Mユーロの支援は減額が可能となるとして、「それが唯一のA5MEの開発理由だ」と述べたとのこと。
また、同時に、Ariane 6開発初期から衛星利用サイドの参加を求めるため、定期的に衛星を打ち上げている仏・英・独・伊の各政府及び欧州の商業衛星オペレータ(SES, Eutelsat, Hispasat, Telenor, Avanti, Inmarsat)と合意文書を締結する予定とのこと。計画では、開発前及び開発中にロケットの設計内容を開示する代わりに、開発完了時にAriane 6を利用する長期覚え書きに署名してもらう計画。ESAはSESとの会談を行い、Ariane 6完成後の複数年・複数打上げ契約の締結を合意したとのこと(その他のロケットの利用を制限するものではない)。