IS-19打上げ時の太陽電池パドル不具合の独立調査委、ロケットは無関係と結論

SpaceNews(12/19)
IS-19は軌道上で片側の太陽電池パドルの展開に失敗し、その後、パドル展開には成功したものの、衛星に損傷が残った。Intelsat社は衛星の電力発生機能の1/3が失われたとして、$84Mの保険金請求を行っている。調査の結果、不具合は「パネル製造におけるめったにない事象の組合せ」により、ロケットからの分離前に発生したが、ロケットによるものではないとされ、SeaLaunch社とSS/L社も同意した。なお、故障解析費用はSeaLaunch社とSS/L社のそれぞれが自社の分を負担することで合意しており、SS/L社は$22Mを本不具合に関連した費用として9/Eまでの四半期報告書に計上している。