Astrium社,ベトナムのVNREDSat-1Aの打上げにVegaロケットを選定

SpaceNews(1/4)
2013年第2四半期に、相乗り衛星として打上げ予定。主衛星はESAのProba-V地球観測衛星で、これは、ESAがVegaの開発費の一貫として購入済の5機のVegaの1機目。
VNREDSat-1Aは120kgの光学地球観測衛星で高度670kmのSSOに投入される。衛星は仏Astriumが55.8Mユーロで受注しており、これには、15人のベトナム人技術者の訓練、地上設備建設、打上げ費も含まれる。資金調達にはフランスの公的開発援助を受けている。
ベトナムの次の地球観測衛星はVNREDSat-1bで、現在Spacebel社がリードするベルギーの企業連合が製造中で2017年に打上げ予定(走査幅が広がる予定)。63Mユーロの資金調達にはベルギーの開発支援を用いる。
また、ベトナムは日本とレーダ観測衛星LOTUSat 2機の製造を契約している。プログラム資金は2012年から2020年で544億円。初号機のLOTUSat-1(XバンドSAR)はNECが製造しており2017年に打上げ予定。LOTUSat-2は、同プログラムで建設されるハノイ近郊のHoa Lacの衛星製造工場で製造され、2020年に打上げ予定。