SS/L社の太陽電池パドル不具合3件は製造不良による急激なベンティングが原因

SpaceNews(1/4)
Estrela do Sul/Telstar 14 (2004), Estrela do Sul-2/Telstar 14R (2011), Intelsat IS-19 (2012)の太陽電池パドル展開不良は、いずれも、パドル製造プロセスの不良によりロケット上昇中のハニカムコアからのエアベントが適切に行われず、内圧上昇に伴う爆発的なベンティングが発生したことが原因、との見解を、独立調査委員会が示している模様。SS/LではIS-19の不具合原因として、ナイロンフックが緩んでいた可能性を提示していたが、この原因もベンティング不良によっていたと考えられるとのこと。独立調査委員会はもとAerospace社副社長のJohn Wormington氏がリーダの3名で構成されている。