NASA,Antares初号機の相乗り衛星で3機のPhoneSatを打上げ/SSTLのSTRaND 1は通信途絶で捜索中

Spaceflightnow(4/25)
Alexander, Graham, Bellと名付けられた衛星は、2機がNexus One、1機がNexus Sを搭載しており、3機ともAndroid OSで動いている。このうちNexus Oneを使った2機は、購入したスマートフォンからバッテリを外して外部電源につないだ以外は購入時の状態で搭載されているが、Nexus Sを使った1機は軽量化のためにケースは取り外して使っているとのこと。SSTLのSTRaND 1は打上げ時には通常の衛星用MPUで動いていたが、PhoneSatは最初からスマートフォンで動作している。各衛星の製造費は$3500程度で、標準的なCubeSat衛星の計算機部分をスマートフォンに置き換えている。
一方、SSTLのSTRaND 1は、スマートフォンに制御を切り替える前の、数週間前に通信が途絶しており、現在捜索中とのこと。