ブラジルのデュアルユース衛星SGDC計画に世界中から応札

SpaceNews(4/12)
ブラジル政府が計画しているXバンドとKaバンドを搭載するデュアルユース衛星SGDCの開発に対して、8企業7グループが応札中。衛星を運用するのはブラジルのVisiona Tecnologica Espacial SA社で、51%を航空機メーカのEmbraer社が、49%をTelebras社が有するジョイントベンチャー。ブラジル政府は本開発を機にEmbraer社が今後の衛星開発のプライムメーカとなれるように育成する方針で、2機目のSGDC衛星は国内プログラムとなる。
本衛星に応札しているのは以下の7グループ。

  1. Boeing
  2. Space Systems/Loral
  3. Astrium
  4. Thales Alenia Space
  5. Melco
  6. MDA/ISS Reshetnev(ロシア)
  7. MDA/Israel Aerospace Industries(イスラエル)

MDA社は同社が買収したSS/L社との共同提案ではないことに対するコメントは拒否している。