Proton失敗の原因調査状況

RussianSpaceWeb(7/9)
ヨー方向の角速度センサー3個が全て180度逆向きに装着されていたことが判明。工場の艤装時に誤装着され、そのままスクリーニングされなかった。
その他に、電気系アンビリカルプレートの早期分離で、計画より0.4秒早くリフトオフし、この際エンジンチャンバ内圧力がノミナル150kgf/cm2に大して90kgf/cm2にしか上がっておらず(このため、オンボード制御で急激にスロットルアップしたと推定される)、エンジン近傍で1200度(ノミナルの3倍)(訳注:単位や計測部位は未記載)の温度を記録した(外燃発生と推定される)。また、緊急エンジン遮断はリフトオフ17秒後に実施されたとの情報があるが、6基のエンジンのうち1基はリフトオフ4秒後に停止したとの情報もある。