Arianespace社,Ariane 5ロケットの次ロット18機分の長納期部品の手配をAstrium ST社に発注

SpaceNews(9/23)
契約額は400Mユーロ以上。今年中に当該ロット全体の契約を完了予定で、総額は2Bユーロ以上になる予定。計画では2017年からの打上げに使われる機体になる予定。また、同社は近日中にROSCOSMOSに7〜10機のSoyuzも発注予定で、また、VegaのプライムであるELV社にも年末までに5機を発注予定。
また、Arianespace社は打上げ間隔の短縮にも取り組んでおり、年末までにSoyuz打上げからAriane打上げまでの最短期間を3週間から2週間へ短縮予定。Soyuzの打上げ間隔も、現状の7週間から20%程度削減するべく取り組んでいるが、達成できる期限は明確にされていない。Soyuzの打上げ間隔制約は、最近、次のSoyuzで打上げ予定だったO3b社が、ESAの12月の打上げ計画を守るための判断時期が9/Eであったことから、軌道上衛星での発生事象の調査にかかる時間を確保するために来年の打上げに後送りされたことで、クローズアップされている。
なお、同社によると来年はAriane 5を5機(衛星の準備状況によっては+1〜2機), Soyuzを4機, Vegaを2機打ち上げる予定。