Elon Musk氏, Falcon の1段再使用化に向けた構想を説明

NASA Spaceflight(10/3)
先日のF9v1.1デモでは着陸脚が装備されていなかったことが、大気圏再突入後のスピンが大きくなってRCSで制御しきれなくなった原因と説明(着陸脚は姿勢安定の機能も有している)。SpaceX社では前回の打上げで機体の一部を回収したと発表している。次回の1段回収試験はCRSミッションで実施される予定で、NASAの了解が得られれば着陸脚も装着予定。次の2機であるSESとThaicomの打上げでは回収は行わない。Musk氏は最速では2014年中にも1段の地上着陸による回収を実現したいとしている。1段回収による能力低下は、海上回収の場合で15%、陸上回収の場合は30%。回収時の着陸場所もUSAFやFAAと調整を進めており、Cape Canaveralでは候補地が数箇所見つかっている。