ESA,Rosetta衛星のハイバネーションからの復帰に成功

Spaceflightnow(1/20)
2011年6月以来電力消費抑制のためにハイバネーションで飛行しており、通信もしていなかったが、衛星は、2年7か月ぶりにタイマーで起動し、正常に通信を確立した。
Rosettaは2004年に打ち上げられ、2008年に小惑星Steinsのフライバイを、2010年に小惑星Lutetiaのフライバイを実施していたが、今年8月にミッションターゲットであるChuryumov-Gerasimenko彗星を回る周回軌道に入る計画で、11月には彗星地表面下を探査するランダーのPhilaeを彗星の核に降下させる。Rosettaは彗星が近日点を通過する2015年8月まで周回軌道で観測を続ける計画。