SpaceX社社長Shotwell氏,Falcon 9の政府向け価格や打上げ能力余裕について語る

SpaceNews(3/27) NewSpaceJournal(3/25)
F9v1.1の価格は、商業向けは約$60Mだが、NASA向けが$10M増し、USAF向けが$30M増し。主要な要因は、商業顧客より多くのデータ提示要求への対応と、同社に駐在する政府機関の要員の問い合わせへの対応費。また、USAF向けでは特殊なセキュリティ要求への対応費が約$10M含まれている。
また、Falcon 9 v1.1の打上げ能力は公表値(4850kg)より30%大きく、このマージンは、再突入/再使用の試験用に同社が確保しているとのこと。これにより、公表値より10%程度重いSESの2機の衛星(5330kg)の打上げが可能になったと見られる。