SES社,ADS社にE3000ベースの全電気推進衛星を発注

SpaceNews(7/17)
衛星はSES-12でペイロード供給電力19kW。打上げ時質量5300kgでロケットは未定。

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ロケットは未定ですが、質量からFalcon 9 v1.1を狙っていると推測されます。ちなみに、SESは、SES-9(Boeing製,5330kg),SES-10(ADS製,5300kg)もFalcon 9で発注しています。なお、SES-12と同じADS社製のSES-10は、E3000バスの通常の衛星(化学推進での軌道遷移,電気推進での軌道上位置制御)でペイロード供給電力は13kWでしたので、全電気推進化でペイロード供給電力が1.5倍になったことになります。