Antares打上げ失敗の原因はターボポンプの異常。OSC社は1段エンジン変更の方針。当面のCygnusを他社ロケットで打上げる調整中

Spaceflightnow(11/5)
初期の調査結果として2機のAJ-26のうちの1機のターボポンプに異常が発生したと推定。異常の原因は調査中。また、ロケットが地上に落下する直前に飛行管制からの飛行中断指令は送出された。
同社ではAJ-26(NK-33)には「基本的な信頼性の問題がある」として、2017年から適用予定だった代替1段エンジンの採用を2016年に前倒し、それまでのCygnus打上げ1機か2機を別のロケットで打ち上げることを協議中(欧州1社,米国2社)。また、代替エンジンの採用でロケットの打上げ能力が向上するため、Cygnus打上げ機数を5機から4機に減らせる見通し。
代替エンジンについてのOSC社からの言及はないが、ロシアEnergomash社のRD-193ではないかと見られている。

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