米国破産裁判所, Lockheed Martin社がNewSat社とのJabri-1衛星製造契約の破棄することを承認

SpaceNews(5/28)
NewSat社は、米国の輸出入銀行(Ex-Im Bank)から借入した資金でLM社に支払っている(既に$193Mを支払い済で、完成までにはあと$78M必要)ため、本契約破棄により、Ex-Im Bankには100M$を超える回収不能債権が残ることになる。NewSat社は最後までマレーシアのMeaSat社からの投資を実現させるべく調整していたが、期限に間に合わなかった。
今回のNewSat社の会社更生法適用は、米国のEx-Im Bank(輸出入銀行)やフランスのCoface(融資保証機関)を利用した商業衛星資金調達が一般的になってから初の大型倒産であり、今後の、新興オペレータの資金調達に影響する可能性がある。