ITU関係者, WRC-15で衛星通信用Cバンドを喪失しかねない動きに警告

SpaceNews(6/12)
今年秋に開催されるWRC-15では、地上の電波運用業界から、特にスマートフォンの通信量増加に伴う周波数帯の割り当て変更提案がなされる見通しで、現在衛星通信用に確保されているCバンドもその候補の一つ。ただし、Cバンドは、降雨減衰の大きなKu/Kaバンドでは安定的な通信を確保できない熱帯地方での衛星通信の重要なインフラとなっており、このままではインフラを失いかねない、と警告。最近、タイとベトナムITUに重要性を訴えるレターを提出しており、同様の動きをとるべき、と訴えた。