ITU, エジプトの軌道スロット権利を「不可抗力」により3年延長することを承認

SpaceNews(2/11)
エジプトは、WRC15時点では、今年5月に権利を喪失する軌道上スロットを確保するために衛星のリースを調整中としていたが、その後、政治的経済的状況による不可抗力により衛星を調達できなかった、として、申請した軌道上スロットの権利の延長を申請。当初6カ所申請していたスロットは最終的に1カ所に限定したものの、ITUのRadio Regulation Board (RRB)はこの申請を承認した。通常「不可抗力」は、ロケットの失敗などで衛星を期日前に打ち上げられなかった時に認められてきたが、この前例により、政府機関が、政治的経済的状況(≒資金不足)を理由とした、不可抗力による権利期間延長申請を行うのではないかと懸念されている。なお、RRBは過去にイランが経済制裁を理由に「不可抗力」による期間延長を申請したときには、却下している。