ULA社, Atlas VロケットでCygnusの2機目を打ち上げ。RD-180エンジンが6秒早期停止したが、投入軌道には影響なし。原因調査中

SpaceNews(3/24) Spaceflihtnow(3/24)
RD-180が6秒早く燃焼停止。CentaurのRL10Cエンジンが60秒強燃焼時間を延長して所定の軌道に誘導した。早期停止の原因は調査中。また、2段の燃焼時間が増加したことが原因で、デオービットバーンが計画より8秒早く停止し(筆者注:推進薬枯渇と推定)、2段の落下地点が予測範囲を外れたが、地上への破片の落下はなかった。

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打上げ後には、通常起こりうる計画飛行経路からの変動の範囲、というULA社のコメントもありましたが、デオービットバーンで推進薬が足りずに落下域を外していることから、少なくとも、飛行計画時の想定変動範囲を超過しているものと思われます。